大きな葉を広げるつる性の植物の代表的な存在ともいえるモンステラは、観葉植物の中でも、ベンジャミンの次によく知られる植物のひとつです。
水・肥料・日当たりさえ注意すれば、園芸初心者でも簡単に育てることができるとのこと。
このことから、すくすくと成長するイメージがありますが、本当のところはどうなのでしょう?
成長は早いのでしょうか。
遅いのでしょうか。
モンステラの成長は遅い?
モンステラは小さいものであれば20~30cm、大きいものになると、1~2mの大きさまで育ちます。
すくすくと成長しますが、成長が遅いと感じた時は、根詰まりを疑いましょう。
ちなみに、モンステラは1~2年に1回の割合で植え替えが必要です。
1~2年に一度の植え替えを行うということは、1~2年で鉢が小さくなるということになります。
このことから、モンステラの成長が早いことが分かるのではないでしょうか。
モンステラがぐんぐんと成長する成長期は、5~7月。
初夏から夏にかけてになります。
この時期だけは、鉢底から水がジャブジャブ落ちるほどのたっぷりの水を与えてあげましょう。
モンステラの成長は早い?
モンステラを育てる際、成長させるポイントとして、水・肥料・日当たり・植え替えが挙げられます。
これらの条件がすべてそろうことによって、モンステラの成長は早くなり、条件がそろわなければ、成長は遅くなる恐れがあります。
モンステラはどちらかといえば、成長が早い植物であるため、どんな環境でもそうそう枯れることはありません。
また、熱帯地方で育ったモンステラですが、水・肥料が適度にある、涼しい日陰でも、十分に育つだけの体力をそなえています。
このことから、モンステラはよほど悪い環境でなければ、すくすくと成長する植物であると言っても過言ではありません。
ですが、健康で元気のあるモンステラに成長させたい時には、日中、十分に日が当たる場所へ置いてあげましょう。
この場合の注意点は、1つ。
直射日光は避けること。
直射日光に長時間当たると葉が乾燥し、傷んでしまいます。
直射日光が当たる時はカーテンやシェード等で日よけをつくることをおすすめします。
まとめ
インパクトある葉をもつモンステラには、ほかの植物にはないある機能がそなわっています。
それが、水孔です。
これは、余分な水分を排出する器官になりますが、モンステラはこの機能を使って、体内から過剰な水分を排出し、自身の発育を調節しています。