モンステラは熱帯地方のジャングルの中に生息しており、自然の状態では大木の幹などに絡みついて成長するつる性の性質を持ちます。

そのため鉢植えで栽培する場合、多方向に自由に広がり収拾がつかなくなることもあるでしょう。

見た目が気になるようになったら、植え替えのタイミングで剪定を行ってすっきりさせるのもいいですし、それに加えて支柱を利用して幹を支える方法も覚えておくといいでしょう。

ここでは、モンステラをヘゴ支柱で仕立てる方法などについてご紹介しましょう。

モンステラの支柱になるヘゴとは?

モンステラ ヘゴ 仕立て方

モンステラの支柱としてよく登場するヘゴとは何なのでしょうか?

ヘゴ支柱は、ヘゴ科の木生シダを乾燥させて棒状にしたもので、表面が網目状に重なり合ってデコボコしているので、植物が巻き付きやすいという特徴があります

また水はけや保水性にも優れ、耐久性も高いため、つる性の観葉植物に適した支柱として多く利用されているのですね。

葉が大きいモンステラには太くてしっかりした支柱が必要ですが、その点でもヘゴは使いやすいでしょう。

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モンステラのヘゴ支柱での仕立て方は?

ヘゴ支柱を立てる場合、まずは安定するように鉢底につくまでしっかりとさしこみましょう

次に支柱と茎をひもなどで結びますが、その際にはひもが8の字になるようにクロスさせると安定感が増すでしょう。

茎は段々と太くなりますので、結ぶ時には余裕を持って緩めに結んでおくことが必要になります。

このようにしてモンステラを支柱でまとめることで、見た目が良くなるのはもちろんですが、姿が整うことにより葉同士の間隔ができ、風通しや日当たりもよくなって病害虫の広がりを防ぐことにもつながります。

また、新芽が伸びていく空間も確保できますので、新しい葉が傷つく心配も少ないでしょう。

まとめ

支柱を立てることにより、見た目ではモンステラがすっきりとしたシルエットに仕立てられますし、それによって通気性等も良くなって病害虫の対策にもなりそうです。

新芽が大きく育つ余裕も確保できることや、それぞれの葉の様子を観察しやすいことなど、メリットはたくさんありそうですね。

天然素材で見た目もおしゃれなヘゴ支柱、試してみてはいかがでしょうか。