室内インテリアとして観葉植物のモンステラは人気がありますが、成長にともない茎が自由に広がる性質を持っています。
自然に茎が広がる様子は、野性味溢れて魅力の一つともいえますが、広がり過ぎるとバランスをくずして倒れてしまう場合もあります。
モンステラの茎が広がるのを抑えスッキリとしたシルエットに役立つのが支柱を用いる対処方法です。
モンステラは茎が広がる性質を持つ観葉植物
モンステラの茎はもともと自由奔放に広がる性質を持っています。
アメリカの熱帯地方に自生しているサトイモ科の常緑樹として、周囲の木々に茎を巻き付けて成長をつづけます。
周りに茎を巻き付ける自然環境ならば良いのですが、室内空間のアレンジアイテムとしてモンステラを置く場合ではそうはいきません。
茎が広がるモンステラを室内に置く場合に便利なのが支柱です。
支柱にオススメなのが、ヘゴ棒という植物のヘゴの幹を乾燥させたもので、しっかりとした太さを持っています。
また、支柱の高さを組み合わせにより自由に設定できるのが連結式のココスティック。
これは、天然ココナッツ繊維で作られています。
モンステラの広がる茎を支柱で抑えることのメリットには、次のことが挙げられます。
まず、モンステラを置く室内の雰囲気に合わせた姿に仕上げることが可能です。
奔放に広がる茎も、置く場所によっては見栄えが良くないというケースはよくあるものです。
紐や結束バンドを用いて支柱に結びつけることで、スッキリとしたアウトラインへと導くことができます。
モンステラの成長は思っているよりも速く、気が付くと茎や葉が想像以上に広がっていたという話もよくあります。
元気よく広がることは良いことなのですが、広がれば広がるほど日差しがあたらなかったり、風通しが悪くなったりします。
直射日光は苦手なモンステラも、明るい日の光は成長に欠かせません。
モンステラのそばに支柱を立てることで、広がる茎を整える効果を得ることができます。
その結果、茎や葉に適度な空間が生まれるので、日当たりも良く風通しも良好な状態に結びつきます。
まとめ
モンテスラは茎が広がっていく性質を持っている観葉植物。
そのため、室内に置く場合には、支柱を用いて形を整えることが大切です。
広がる茎を導くことで鉢の転倒を抑えたり、室内の雰囲気にあわせた姿にしたりすることができます。