観葉植物モンステラの葉っぱが広がるのは特別不思議なことではありません。
モンステラは、アメリカの熱帯エリアが原産のつる性植物で成長がはやく、自然環境下では葉っぱや茎は自由奔放に広がり、大きなものでは2メートル以上のモンステラも存在します。
広がるにまかせたモンステラの葉っぱもワイルドな魅力がありますが、室内に置く場合では困ることも確かです。
ここでは、広がるモンステラの葉っぱの対処方法についてご紹介します。
モンステラの葉っぱが広がるのは元来の性質
モンステラの葉っぱが広がる。
これは、原因がどうというよりも、元来そういう性質をもった観葉植物であると捉えるべきでしょう。
しかしながら、広がる葉っぱをそのままにしておくと室内などではスペース的に大変なことになります。
この対処方法として挙げられるのが、室内空間にあわせて広がる葉っぱを切り取る剪定です。
モンステラには剪定をおこなうのに適した時期があり、生育期間の春~夏にかけての時期がこれにあたります。
剪定はシンプルに葉っぱの生えぎわから切り落とすだけです。
剪定時の注意として、断面から雑菌が入ることを防ぐために清潔なハサミを使用すること、かぶれや炎症を引き起こすモンステラの汁に触れないことが挙げられます。
剪定の他にも、広がるモンステラの葉っぱをスタイリッシュするために有効なのが、支柱を用いる方法です。
ヘゴという植物の幹を乾燥させたヘゴ棒や天然ココナッツ繊維で作ったココスティックなどに紐や結束バンドで結び、葉っぱや茎の広がりを抑えます。
モンステラの広がる葉っぱを整えることは、広がり過ぎてバランスが悪くなり倒れやすくなった鉢を安定させるだけではなく、室内インテリアとしての見栄えを良くする効果も得られます。
自由奔放に広がるモンステラの葉っぱを整えることは、それぞれの葉っぱに適度な空間が生まれるため、日当たりや風通しを良くする働きにくわえて、新芽の傷つきや害虫が寄生することを防ぎます。
まとめ
ここまで、広がるモンステラの葉っぱの対処方法について紹介しました。
モンステラが持つ性質上、葉っぱが広がるのはやむを得ないことです。
よりモンステラを見栄え良くしたり、健康に保つためにも、ここでお伝えした剪定や支柱を試してみてはいかがでしょうか。