エキゾチックな葉が特徴のモンステラ。
園芸初心者には育てにくいとされており、水やり、肥料、土壌環境等に神経を使わなければならないため、途中で諦めてしまう方も少なくありません。
特に注意したいのが、葉が大きくならないことです。
水、肥料、土、日当たりがそろわないと小さくなる傾向にあり、その原因を探すことに骨が折れることもしばしば。
どのようにすれば、葉を大きく育てることができるのでしょうか。
小さくなる原因は?
対処方法について、調べてみたいと思います。
モンステラの葉が小さくなる原因は?対処方法はあるの?
モンステラの葉は大きくなるにつれ、葉にあの独特な切れ込みが生じてきますが、大きくならないと、葉は小さいままで枯れてしまうことも少なくありません。
まず、考えられる原因は、根詰まり・水不足・肥料不足・日当たりの4つです。
根詰まりですが、これは、鉢が小さく、根が十分に張れないために起こります。
根の状態が悪くなると、成長できません。
この状況になった時は早々に対処しなければなりません。
対処方法は、植え替えを行うことです。
その際、傷んでいる根はすべて切り落としてしまいましょう。
続いて、水不足です。
成長期にはたっぷりの水が必要ですので、土を乾燥させないよう、注意が必要ですが、土がいつも湿っている状態では根腐れの原因をつくりますので、毎日たっぷりの水は危険です。
1日1回でも構いませんので、与える時はたっぷりと与えましょう。
最後は、肥料不足です。
肥料はモンステラの成長に応じて、置き肥、液肥を順番に与えていきます。
ちなみに、置き肥は1~2ヶ月に1度を目安に、液肥は月に1~2本を目途に与えましょう。
与え過ぎは、葉が巨大化し過ぎて部屋のインテリアにそぐわないこともありますので、適度な調整が必要です。
それから、モンステラの成長に欠かせない日当たりですが、日当たりを好む植物ですが、あまりにも強い日差しは返って成長を妨げることがあり、注意が必要になります。
葉や茎、土を乾燥させない柔らかい日差しのある場所へ置いてあげましょう。
まとめ
モンステラの葉に切り込みが入った所以は、厳しい太陽の光から葉や茎を守るために、また、強い雨からモンステラ自身を守るために、風通しの良い、大きな葉をつくったとされております。