大きな葉が魅力的なモンステラは、できれば大きく育てたいもの。
熱帯地方原産のモンステラは、一般的には鉢植えで大きく育てますが、庭植えでも大きく育てることができます。
但し、鉢植えの場合、モンステラは2年に1度、植え替えを行わなければなりません。
植え替えには、成長を促す効果があり、植え替えを行わないモンステラは成長が止まることもあるため、注意が必要です。
ですが、その際、モンステラが鉢から抜けなくて困ったことはありませんか?
抜けない原因は?
対処方法はあるのでしょうか。
モンステラを植え替える時 抜けない場合の対処は?
モンステラの植え替えは、5~7月に行います。
一回りから二回り大きなサイズの鉢と新しい土の用意ができたら、植え替えを始めますが、なぜかその時、鉢からモンステラが抜けない場合があります。
なぜ、鉢から抜けないのか?
考えられる原因は、多々ありますが、主な原因は、根詰まり・土の乾燥です。
まず、鉢が素焼きタイプのものであった場合は、もったいないですが、外から軽く叩いて割って取り出しましょう。
プラスチック製の鉢でも、素材が薄い場合は割ることもできますが、破片が飛び散る恐れがありますので、鉢ごと、水の中に浸けこんでみましょう。
たらい等に水を入れ、その水に鉢を暫く浸けておきます。
鉢底から土に水分が吸収され、じわじわと土が柔らかくなることで外すことができます。
モンステラの植え替えを何年も行っていない場合、限られた土量の中で根が伸びてしまい、根があるだけの水分を吸収しますので、土はカラカラ状態です。
その状態になってしまうと、鉢からすんなりと抜くことはできません。
鉢底から根が出てしまっている場合は、その根をすべて切り落としてしまいましょう。
この根を切り取るだけでも、かなり抜けやすくなりますが、それでも抜けない場合は、鉢の上部分を軽く叩き、土と鉢の密着している部分を徐々に離していきましょう。
まとめ
モンステラが鉢から抜けない場合の原因、抜き取る方法を説明しました。
もし、これらの方法を試しても抜けない場合は、鉢を1週間ほど、乾燥させましょう。
根の水分がなくなれば、いくらかは抜けやすくなります。