切れ目の入った大ぶりの葉が印象的な『モンステラ』は、ホームセンターや園芸店をはじめ100円均一ショップなどでも気軽に購入できる観葉植物です。
日光不足や水切れ,多湿などにも比較的強く育てやすい種類といわれますが、適した肥料を上手に与えることで、より元気に育てることができるそうです。
ここではモンステラの栽培におすすめの肥料や正しい与え方についてご紹介します。
モンステラにおすすめの肥料は!?
熱帯地域のジャングル奥地で生まれたモンステラ、南国を連想させる大きな葉をどこかで見たことのある方も多いのではないでしょうか?
観葉植物としてだけではなく、ボタニカル柄のアロハシャツなどの模様やハワイアンキルトでも定番の柄になっていますよね。
栽培も比較的楽といわれますが、肥料の与え方によっては根が傷んだりすることもありますので、正しい方法や時期についてよく理解しておくといいでしょう。
基本的に肥料を与えるのに適した時期は、モンステラの生育が活発になる5~9月になります。
この時期以外の生育は緩やかになるため、肥料を与えても吸収されないばかりか肥料焼けを起こすかもしれません。
肥料は固形と液体の2種類がありますので、それぞれの特徴を理解した上で選ぶようにします。
固形肥料(緩効性)
効果が持続的にゆっくり効いていくため、肥料焼けをおこして枯れることも少なく、手軽に使用できるという利点があります。
生育期の5~9月だけ2ヶ月に一度与える程度でいいそうです。
有機肥料は臭いがきついので、室内で栽培する場合は化成肥料を使用することをオススメします。
根元近くに置くと肥料焼けの原因になりますので、鉢の縁に沿って置くようにしましょう。
マグァンプKは植え付けの元肥としてもおすすめです。
液体肥料(速効性)
速効性のある肥料です。
水に溶けやすい性質を持ちますので、水やりの際に鉢土にまんべんなくかけて使用するのがいいでしょう。
吸収されるのが早く、効果は1週間程度しか持続しませんので、一週間から10日おきに与える必要があります。
ハイポネックスという商品が良く知られています。
まとめ
モンステラには、固形肥料と液体肥料それぞれの特性をよく理解して、自分がどのように育てたいかを基準に選ぶといいでしょう。
ただし複数の肥料を混ぜて使った場合、成分同士が化学反応を起こして有毒なガスを発生する可能性もありますので、単体で使用することをオススメします。
肥料焼けを起こさないよう、適した時期に適量を与えるようにすることが大切でしょう。