観葉植物のモンステラは生育が旺盛で、2m近くにまでなるものもあるそうです。
つる性の性質を持っており、そのままにしておけば横へ広がっていくでしょう。
そのため、定期的にハサミを入れて仕立て直しをするのがいいといわれます。
植え替え後に剪定を行って、モンステラの見た目を整えてあげましょう。
ここでは、モンステラの植え替え後に行う仕立て直しについて、そのやり方や注意点などについてご紹介します。
モンステラの植え替えの仕立て直しとは?
モンステラは、植え替えのタイミングで剪定をして仕立て直すのがいいといわれます。
仕立て直しの作業は、自由に伸びて広がったモンステラを、今後の成長を考えながら手直しをするような意味合いになります。
具体的には、大きくなりすぎた葉を切り落とし、支柱をつけて安定して立たせるようにするなどの作業になります。
つる性と立性の中間になる蔓性という性質を持つともいわれるモンステラは、自然の状態では成長とともに幹が曲がりがちで、地面をはうような状態になることがあります。
さらに葉も大きくなり、その重みで四方八方へ広がっていくような姿になるでしょう。
しっかりと幹立ちさせるためには、適度な大きさの鉢に植えて支柱で支え、不要な葉を取り除くことなどが必要になるのですね。
準備する支柱ですが、熱帯系の植物のモンステラには天然素材のものが似合うでしょう。
木生シダを使ったヘゴ支柱は、表面が網目状でデコボコしているので、水をふくみやすくつるなども巻きつきやすいという利点があります。
また、連結式のココスティックはココやしから作られており、モンステラの背丈に合わせて支柱を追加していけるのが便利です。
支柱を手作りするのであれば、太目の木の棒を準備し、腐れやカビ防止のために土中部分を一度焼いて焦がしておくといいでしょう。
準備する支柱の目安としては、最低でも1mを超えるくらいの長さが必要になるということです。
まとめ
植え替え後に行うモンステラの仕立て直しについてご紹介しました。
葉の大きな植物ですので、観葉植物としての見栄えも考え、不要な葉を伐採したり支柱をつけて安定した幹立ちをさせる必要があるのですね。
成長が盛んで植え替えや伐採に最適な時期であれば、あまり神経質にならずに仕立て直しができるのではないでしょうか?
自分の好みの形にできる楽しみを味わってみてはいかがですか?