モンステラは新芽をたくさんつけて葉を増やしていきます。

新芽はちょうど植え替えの時期にもなる春から夏にかけて生えてきますが、どのように処理するのがいいでしょうか?

また、新芽がなかなか生えてこない、新芽が育たないなどの状況についても解説します。

モンステラの新芽は植え替え時にどう処理する?方法は?

モンステラ 新芽 植え替え

モンステラの茎にはコブのような節があり、その少し上の部分が成長点で、そこから新芽が生えてきます。

ちょうど同じ時期に植え替えや切り戻しを行うことになりますが、その際にはこの成長点を残す形で切ることが大切になるでしょう。

切り戻し後に伸びてくる新芽を残せるよう、切る位置が分かりにくい場合はマーカーなどで印を入れておくのもおすすめです。

逆にあまり繁らせたくない場合は、あえてこの成長点を切り取ってしまえばいいわけですので、全体の姿を想像しながら切り戻しを行うといいでしょう。

また、これとは別に、幹の途中から茶色の根のようなものが生えてきます。

これは気根といって、空気中の水分や栄養を吸収する役割を持っていますし、幹を安定して支える役割を持つ場合もありますので、気にならなければ切り取る必要はないということです。

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モンステラの新芽がなかなか生えてこない場合、何らかの原因で株自体が弱っている可能性が高いでしょう。

熱帯のジャングルのような環境に生息する植物ですので、適度な日照と十分な水分が必要になりますが、それが適当でない場合に葉が丸まったり黄色くなったり成長が止まることになります。

鉢植えの場合、鉢の中で根が伸びすぎてしまい根詰まりを起こしている可能性もありますので、一回り大きな鉢に植え替えをしてあげることで解決することもあるそうです。

根の生育と新芽の成長は相乗効果ということなのですね。

まとめ

モンステラの根をすっきりさせて大きめの鉢に植え替えることによって、新芽がより成長しやすくなるようです。

新芽は新しい葉を伸ばす大切なものですので、植え替え後の切り戻しなどの際にも、複数を残す形で行うことが大切になるでしょう。