モンステラの枝や幹は活動期にどんどん伸びていきますので、気が付けば横に大きく広がっている場合もあるでしょう。
これを植え替えに伴う手入れですっきりと小さくできれば、一度にすっきりできそうですよね。
ここでは、大きく広がってしまったモンステラを植え替えのタイミングで小さくする方法についてご紹介します。
モンステラを植え替えで小さくするには?
モンステラはつる性の性質を持つ観葉植物ですので、幹や枝が伸びていくにつれて横に広がったり床を這うような状態になることもあるそうです。
背が高くなれば、支柱をたててそれに固定することも必要ですが、植え替えの後に行う切り戻しですっきり小さくすることも可能でしょう。
植え替えは成長期になる春から夏にかけて行い、植え替えの際には不要な根も切り取ります。
地上部分も思い切って切ることで、風通しもよくなり見栄えもよくなりますよね。
園芸用の剪定ばさみを準備し、気になる部分を切っていくだけですので、初心者の方にも簡単ですね。
モンステラの茎にはコブのような節目があります。
これは成長点というもので、ここから新しい茎が生えてきます。
切り戻しを行う際にこの成長点を残すかどうかでその後の株の姿が変わりますので、イメージをしながら行うのがいいですね。
あらかじめ切る場所を決めておきマーカーなどで印をつけておけば、作業がスムーズに進むでしょう。
切り戻しの際には、切り口から出る液にふれないように注意します。
この液体にはシュウ酸カルシウムという毒素が含まれており、人の皮膚につくとかぶれや炎症の症状が出るでしょう。
作業時には水場の近くかバケツに水を汲んでおいておくなどの対策をするのが安全ですね。
まとめ
モンステラは生命力が旺盛で、活動期の春から夏にかけては枝や幹がどんどん伸びていきます。
つる性の性質を持ち真っ直ぐ上に伸びてはいかないので、横へ広がる分大きくなったように見えがちですよね。
植え替えの際に行う切り戻しで気になる部分を短く切り取っていけば、見た目も小さくすっきりしますし、その後の成長の促進にもなるそうです。
茎にはコブのような節目状の成長点がありますので、それを切り戻しの際に切り取るか残すかで、成長のスピードや大きさの若干の調整も可能になるでしょう。
モンステラの種類も様々で、ヒメモンステラなど小さいサイズの品種もありますので、あまり大きく育てたくない方にはおすすめです。