モンステラはつる性でそのうえ葉っぱが重いため、成長していくと横に広がったり倒れてきたりすることがあります。
形が崩れてしまっては、見栄えが悪いですよね。
室内に置くインテリアとしての魅力が半減してしまいます。
そのような場合に支柱を用いると、形をまとめ美しく仕立て直すことができますよ。
支柱を立てると、植物同士の距離がある程度保たれ密生しないので、葉と葉に空間が生まれ、病気や害虫があっという間に広がるのを防ぐことができます。
また、薄くて繊細な新芽も伸びて行くのに必要な空間が確保できますので、傷つきやすい状態をそっと守れます。
葉と葉の間に空間が出来ることにより、モンスエラを毎日観察するのにも見やすく、目が行き届くようになる結果、葉や茎の変化を素早く知ることができます。
モンステラの支柱をおしゃれにするには?
モンステラが自由奔放に長く伸びて全体的にバランスが悪くなってきた時が、支柱を立てるタイミングです。
そのまま放って置くと、横に広がって収まりがつかなくなったり倒れたりします。
しかし、支柱を立ててもすぐにモンステラが巻きついてくれるわけではありません。
支柱の方に導いてあげる誘引が必要です。
ひもで結ぶのが難しい場合は、ビニタイや結束バンドを使う方法もありますよ。
モンステラがこの程度のサイズの時には支柱を立てようと思いつかないかも知れませんが、元気よく成長していく今後を考えて早めに支柱を立てておくのも良い方法です。
自由奔放に育つモンステラも楽しいですが、挿し木や茎伏せで増やしたモンステラが育ったら、支柱を立ててある程度誘引し、お好みの高さでスマートなアウトラインのモンステラに育ててみてはいかがでしょうか。
また観葉植物を一段とおしゃれに飾るため、鉢カバーに入れてみてはいかがでしょうか?
観葉植物の鉢がむき出しだとせっかくの雰囲気が台無しです。
素敵なインテリアにするため鉢カバーに入れてみましょう。
モンステラの支柱でおすすめなのは?
モンステラの支柱の種類は色々あります。
支柱を使うとさまざまなメリットがあるのです。
ところで、支柱の材質や形状、長さや太さにはたくさんの種類がありますが、モンステラに立てる支柱は、どのような物を選べば良いのでしょうか?
また、支柱を立てるタイミングを知りたいですよね。
この章では、支柱の立て方やひもの結び方なども具体的にご説明します。
連結式のココスティックは、観葉植物の成長に合わせてスティックを足せます。
モンステラをどの位の高さに育てたいのかが支柱選びのポイントです。
モンステラの形を仕立て直す方法として使うには、しっかりした太さのまっすぐな支柱を選びましょう。
特におすすめなのは、ヘゴという植物の幹を乾燥させて棒状にしたヘゴ棒です。
ヘゴの表面には網目状に重なり合った凹凸が無数にありますので、巻きつきやすく水分が吸収しやすいのです。
支柱の高さは、モンステラをどのぐらいの大きさまで育てたいかによって変わってきます。
モンステラは成長が早く、支柱に巻きつき這い上がって伸びていくので、大きくしたい高さまで長さがある支柱を選びましょう。
ヘゴ支柱の他には、ココスティックと呼ばれるものが販売されています。
ヘゴ支柱と同じ使用方法で、「タキロンココスティック 連結式」というものは、材質は天然ココナッツ繊維です。
通販サイトでは高さ45㎝が600円、80㎝が1000円程度で入手できます。
支柱にはこの他「プラヘゴ」呼ばれるネット状のポール(材質はプラスチックです)もあり、これはお好きなところ切断できるのが便利です。
まとめ
モンステラの美しくまとまった姿は、室内のインテリアとして目を楽しませてくれます。
伸びきって形が崩れたモンステラを仕立て直すのに、支柱を用いる方法があることをご説明しました。
支柱を利用すると、形をまとめて見栄えを良くするだけでなく、日当たりが良くなり病気や害虫も予防できる事が分かりました。
モンステラが小さいうちに支柱をたてて、お好みの高さや形に育てる方法もあります。
支柱の使い方も理解していただけたと思います。
グリーンが美しい観葉植物は心を落ち着かせ、癒してくれますね。
また、大切に育て成長していくのを見る楽しみもあります。
いつまでもモンステラが元気で美しい姿を保つための管理方法の一つとして、この記事を参考にしていただけたら嬉しいです