モンステラは土に挿し木をすると、元気に成長しますが、水差しでも増やすことができます。
葉が増えて剪定した物を、水に刺しておくだけでも涼しげで良いインテリアにもなりますね。
もちろん、このまま水に刺しておくと気根が出てきて大変なことになりますが、切り方や管理はどのようにしたら良いのでしょうか?
水差し用のモンステラを切る場所はどこ?
成長を促したり、増やしたり、全体の形を整えてあげるために茎を切ることを「切り戻し」と言います。
この作業をすることで、新しく生まれ変わることができます。
土に植える場合でも、水差しでも切る場所は変わりません。
こぶのような節目がありますが、ここが成長点になります。
この場所を避けた部分を切ればよいのです。
気根があれば、残しておくと成長も早いですね。
事前に切る場所をチェックし、ペンで印をつけておくと間違いがありません。
水差し用のモンステラの切り方と、管理の仕方は?
モンステラを切る前にチェックしたいのが、剪定するはさみです。
切れ味の良いはさみで切らないと、切った所がつぶれると成長に影響が出ますし、病気を起こしてしまう可能性もあります。
特に太い木を切る場合には剪定ばさみが一番ですので、清潔で切れ味の良いものを用意しましょう。
切った時には白い汁が出ると思うので、手袋をし、白い汁には絶対触らないようにしてください。
白い汁には毒があるので、誤って子供やペットが口に入れたら大変です。
はさみについた場合には、水で洗い流してください。
切った後は、水の入った花瓶などの容器に入れて下さい。
切り口が腐らないようにして、毎日水を変えることが大切です。
1か月ほどで芽が出てきますので、根が張ってきているようでしたら、土に植え替えて下さい。
水差しの管理は簡単ですが、ずっと水差しで育てることは出来ませんので、モンステラのタイミングを見て土に植えてあげてくださいね。
切り口が黒く変色してきた場合、根が張っているようなら、ここから水を吸い上げてきているので問題はありませんが、根が張らず、切り口が柔らかくなっているようなら、腐ってきている可能性が高いです。
まだ根が張っていない場合は、切り口から水を吸い上げるので、切り口が黒くても硬いようならもう少し様子を見てあげてください。
まとめ
水差しは簡単に増やすことができるので、手軽で管理も難しくありません。
新しい水の入れ替えをきちんとしていれば、大丈夫でしょう。
それでも成長しない、様子がおかしい場合には、切り戻しをした時に何か問題があった可能性が高いです。
親株に成長の節があればまだまだ増えますので、諦めないでチャレンジしてみましょう。