観葉植物としても人気のモンステラ。
育てていると伸びていくので剪定も必要になってきますね。
その時、切ったものを捨ててしまうのはもったいない気がしてしまいます。
今回は、モンステラの挿し木の方法などをご紹介いたします。
モンステラを挿し木した際の水やりの方法と頻度について
モンステラを挿し木にする場合、まず先に剪定から行いましょう。
成長が早く葉も大きくなってきますのでバランス良くスッキリさせる事が出来ます。
剪定は簡単で古くて邪魔な葉や傷んだ葉なども付け根から切り取ります。
成長する前から展開していた葉は切れ目も少なく弱っているので切ってしまいます。
葉は光合成に必要なので数枚は残しておきましょう。
また伸びすぎた茎なども剪定します。
この時茎から出る樹液は毒性があるので注意しましょう。
素手で触らず必ず手袋をして作業しましょう。
この剪定した葉や茎で挿し木を行います。
剪定をする際に前もって挿し木用として茎に節や気根が残っているものを用意しておきます。
観葉植物の水やりは意外と調整が難しいのか根腐れを起こすか、水切れで植物がぐったりなんてことが多いようです。
これは通常の栽培や挿し木をする時でも注意しなければいけません。
モンステラは比較的多少の水不足になっても丈夫なのですぐに枯れることはないと思いますが、正しい水やり方法と頻度を知っておいた方が良いでしょう。
基本的には土が乾燥してから水やりをする。
これが原則となります。
ただし挿し木においては最初の根が出るまでは乾燥させないように気を付けて育てます。
湿度が低めで乾燥しがちの場合十分に湿らせた水苔を茎に気根ごと覆って挿し木すると良いでしょう。
うっかり水をあげ忘れても多少は持ちます。
新芽が出て根がしっかりしてきたところで鉢上げをします。
今使用している鉢より一回り大きい鉢に用土を入れ、水苔は付けたまま鉢上げした後、水やりは少し多めにして明るい日陰で管理していきます。
害虫予防の対策として葉水をします。
葉水とは霧吹きなどで葉に水分を吸収させるためと虫の発生を防ぐために行います。
葉裏などにも付くハダニやカイガラムシなど葉水である程度発生を防ぐことが出来ます。
植え替えをした後、ある程度落ち着いてきたら通常の水やりに戻します。
土の表面が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりとあげます。
底に受け皿を使用している場合は水を溜めておかずコマメに捨てましょう。
根腐れの原因になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
モンステラは乾燥気味でもすぐに枯れたりしない植物ですが、挿し木などでの水やりの方法や頻度で余計なトラブルが起こらないように正しく管理して行きたいですね。