モンステラの原産地は熱帯雨林の環境ですので、寒さには非常に弱いのが特徴です。
そのため、冬の間の温度管理や水やり,肥料などをはじめとするお世話に注意が必要になるでしょう。
モンステラの冬場の管理について、そのポイントや植え替えについて調べてみました。
モンステラの冬の時期の植え替えは?
モンステラの冬の時期におけるお世話については、いくつか注意点があります。
まず耐寒温度が5℃程度であるため、ある程度の温度が確保できる室内で管理することが必要になるでしょう。
活動もほぼ休眠状態になるため、基本的には水やりは控えめにして根腐れを防ぐようにしたり、肥料を与えないようにします。
植え替えについても、活動が活発な春から夏にかけて行うのが最適であるため、この適期に行うことが出来なかった場合は次のシーズンまで待つのが賢明でしょう。
ただし、冬でも室内の暖かさが常に保たれている場合は、活動期と同じような手入れが必要になる場合があるそうです。
土が乾いたらたっぷり水やりを行い、必要に応じて肥料も与える場面があるかもしれません。
その場合でも、夜中の冷えなどを考慮し、鉢の底にたまった水を捨てて根腐れ対策をしたり、肥料を控えめにするなどの調整を行うことになるでしょう。
肥料の与えすぎで葉の形が崩れることもあるそうですので、バランスを考えて対処することが必要なのですね。
また、エアコンなどで乾燥した環境への対策で、週に2回ほど霧吹きなどで葉水を与えるのもおすすめです。
この葉水には害虫対策の効果もあるそうです。
冬場の植え替えは株への負担が大きく、活動期に比べると回復力も弱いため、控えた方がいいということですが、剪定などについてはどうなのでしょうか?
冬に黄色くなったりしおれそうな葉は、春になるにつれて回復する可能性もあるでしょう。
しかし、茶色く枯れてしまった場合は残念ですがもとに戻ることはないですので、茎の根元から切り取ることになります。
まとめ
寒さに弱いモンステラは、冬には冬眠状態になります。
ただし、置く場所の環境に適した手入れが必要になりますので、特に水やりには注意が必要でしょう。
植え替えについては、活動期の暑い時期に行うことで、株への負担も少なく回復もしやすいわけですので、無理やり冬に行うことは避けた方がいいかもしれませんね。