モンステラの栽培に支柱を使うと、色々なメリットがあるといわれます。
つる性の性質を持ち活動期にはどんどん枝葉を伸ばしていくため、手入れを怠ると見た目のまとまりがなくなります。
支柱で支えることで見た目もすっきりしますし、風通しや日当たりもよくなって光合成も促進され、成長によい影響を与えることができそうですね。
ここでは、モンステラの基本的な支柱の立て方やコツについてご紹介します。
モンステラの支柱の立て方は?
モンステラの支柱は、鉢の底の部分までしっかりとさしこみます。
立てる位置は、茎から生える気根側がいいそうです。
気根が生えている側に支柱を立てれば伸びてきた気根がからみやすく、支柱にこの気根がからまってくれることで、株全体の安定感が増す効果も期待できるのですね。
次に支柱と茎を紐で結びつけますが、結び目が支柱側になるようにして8の字に結ぶのが基本といわれます。
紐はモンステラの成長を邪魔しない程度に少しゆるめに結ぶのがいいでしょう。
太くしっかりした支柱であれば1本だけでいいですが、細い支柱を使用する場合は複数を立てることになりますので、その場合はそれらの支柱同士を上の先端部分でまとめて結んでおくことで安定するでしょう。
支柱を立てるのに適している時期については、植え替えをした時がいいといわれます。
春から夏にかけての活動期に植え替えや切り戻しを行うタイミングで、支柱をたてて仕立て直すようにすれば手間が一度ですみますし、株が元気に成長している時期なので、万一ダメージを受けることがあっても回復しやすいでしょう。
まとめ
モンステラのほかにも観葉植物には支柱が必要になるものが多くありますが、支柱を立てるには、植物の負担にならない時期を考慮したりダメージの少ない方法で行うなどの工夫が必要なのですね。
大きな葉と長い葉枝がすっきりとまとまった姿は、より一層モンステラの魅力を引きだすでしょう。