植物の変化は葉が落ちる、色が変わるなどで気づくことも多いですが、根元も変化が出やすい部分ですので、よく確認しておきましょう。

時には茎や根元が黒くなることもありますが、放置しているとさらに弱らせ、枯れてしまうこともあります。

モンステラの根元が黒い場合は原因を確認し、早めの対策を行いましょう。

モンステラの根元が黒い原因と対策

モンステラ 根元 黒い

モンステラは特に葉が印象的な植物ですが、そのこともあって、茎や幹の変化を見逃してしまいがちです。

お手入れをする際は葉だけではなく、茎や幹、根元の部分もしっかりとチェックしてあげましょう。

モンステラに水をやるときは根元部分に注目したいですが、この時に根元の色の変化に気付く人も少なくありません。

根元が少しだけ茶色くなっている、やや黒い部分があっても全体的に元気であるなら、それほど心配はないと言えます。

とはいえ、歯が落ちる、しおれてくる、茎や葉も黒いとなると何等かのトラブルが起きていることが考えられます。

まず、根元が黒くなる原因としては根腐れがあげられます。

水を与えすぎると起こる症状ですが、冬場は特に水の与えすぎは弱らせる原因となるので注意しましょう。

水を与えたあと受け皿の水を捨てていないことも根腐れの原因となりますし、土の表面に飾り石を敷き詰めている場合も土の状態がわかりにくので注意が必要です。

スポンサードリンク

さらに、根詰まりを起こして通気や水はけが悪くなっている可能性もあります。

根詰まりを起こしている場合は植え替えを行いたいですが、このときに傷んでいる根は取り除いておきます。

弱っているときは肥料を与えたくなりますが、逆効果になることも多いので、元気を取り戻すまでは与えないほうが無難です。

かなり弱っている場合も挿し木という形で対応できる場合がありますので、あきらめずに対策は続けていきましょう。

斑点のように黒くなっている場合は黒すす病の可能性もあります。

これは植物全体が黒いすすを被ったように変色する病気でカビが原因しています。

病気の原因となるカビは害虫の排泄物を養分として繁殖していきますので、害虫への対策もきちんと行いましょう。

まとめ

モンステラの根元が黒くなることがありますが、少しであれば特に心配はいらないと言えます。

黒い部分が広がってきた場合は、根腐れや根詰まりがないかチェックしてみましょう。

斑点のように黒くなっている場合は黒すす病の可能性もあります。