せっかく伸びた葉を切るのはもったいない気もしますが、だからと言ってそのままにしておくと葉が多くなり、生育にも影響が出ます。
切ってよいものか、また、切るにはどうしたらいいかと様々な問題が生まれてきますが、正確にはどのようにしたら良いのでしょうか?
モンステラの小さい葉を剪定する方法や切る場所は?
モンステラの植え替えや剪定などは、必ず5月から7月頃の生育期に行わないと、枯れてしまう原因になります。
また、乾燥や病気になる場合もありますので、行う時期は必ず守ってください。
小さい葉を切る場合も、植え替えの時に同時に行ってください。
生えている付け根から、思い切り切ってしまった方が良いです。
ハート型で、くるくると巻いてある葉も見つけたら、切ってしまった方がいいです。
増やしたい方は、切った付け根を潰してしてしまうと「挿し木」で増えませんので、切る時は切れ味の良い剪定ばさみで行ってください。
切り取った葉は、水につけておくと新しい根が生えてきます。
小さい葉が生えてくるには原因があります。
根腐れした時に自然回復をして、とても辛い思いをしたのかもしれません。
水の不足や、肥料が少なかった場合も考えられます。
このような場合は、小さい葉が出やすかったり、子株に影響が出やすくなっています。
剪定をする時に気をつけたいのが、葉を切った所から白い液体が出てきます。
これには絶対触らないようにしてください。
この白い汁は「シュウ酸カルシウム」と呼ばれる毒素で、触れるとかぶれたり、炎症を引き起こす原因にもなります。
剪定をする場合には、手袋をつけて汁に触れないようにし、こともが触れたり、ペットが舐めたりしないように注意を払ってください。
モンステラの小さい葉に切れ込みが入らないけど、剪定した方がいい?
モンステラの一番特徴的なデザインの一つが、独特の葉の切れ込みです。
買ってきたものには切れ込みが入っているのに、新しく出てきた小さな葉には切れ込みがない、という事はよくあります。
原因は様々ですが、ざっくり言うと成長不良が考えられます。
肥料不足、水不足、水のあげすぎや風通しが悪い、まだ環境に適応していないなどがあります。
寒い時期に出てきた葉は、切れ込みがないことも多いです。
6年育てているけど、切れ込みが入らないという方もいますので、育てている環境をもう一度見直し、気長にお世話してみて下さい。
まとめ
小さい葉が出てきた場合、モンステラの身に起こっている「何か」を知らせるサインではないか、と感じました。
実際、根腐れを起こしつつも成長を遂げていたり、乾燥や栄養不足の場合も考えられますが、辛い時期を乗り越えて再び成長しているモンステラの生命力にはとても驚かされます。