なんといっても特徴的な樹形や葉形でさまざまなものでモチーフとして使われるモンステラ。
インテリア・グリーンとしても人気の高い植物です。
今回はモンステラの幹上がりの方法と作り方についてご紹介していきます。
モンステラの幹上がりの方法について
モンステラはサトイモ科のツル性植物なため、成長に任せると横に広がっていくのであまり見た目が良くないですよね。
これを上に伸ばすために2つの方法があります。
まずヘゴという植物の幹を乾燥させたもので、見た目もインテリアとしておしゃれな支柱を使います。
もう一つは幹上がりです。
これはモンステラ自身が幹や気根で自立するよう仕立てる事です。
ここからは幹上がりの作り方を見ていきましょう。
モンステラの幹上がりの作り方について
幹が垂直の状態のうちならば園芸用の支柱と幹を紐などで結びます。
気根の根がしっかり張るように誘引し幹上がりに仕立てます。
もし樹形を新たに整えたい場合は植え替えをおすすめします。
だからと言ってやみくもに植え替えはできないので、5月下旬~6月中旬を目安に行うと良いでしょう。
気温は15度くらいがベストです。
モンステラの大きさにあった鉢と用土、鉢底に敷く軽石、割り箸、園芸用の支柱、ビニールタイ以上を用意します。
鉢の大きさは大きすぎず現在使用しているものより1号~2号大きい鉢を、用土は観葉植物専用の土を用意しましょう。
まず不要な葉は茎を潰さないようにカットします。
鉢からそっと株を抜き古い土は3分1~3分の2ほど落とします。
鉢底に軽石を2~3cm敷き水はけを良くさせます。
用意しておいた土を3分1くらい入れて株を中心に置き残りの土を入れていきます。
ここで幹が垂直になるように支柱と幹をビニールタイで縛ります。
2週間くらいは風通しの良い半日陰で管理します。
水やりは土が乾いてからたっぷりとあげましょう。
あとは気根が安定し自立するまで支柱はそのままにしておきます
まとめ
いかがでしたでしょうか。
モンステラは成長が早く育てやすいのですが、綺麗な形状を保つためには正しい管理の仕方を知ることが大切です。
放っておくとどんどん広がっていくモンステラを幹上がりの方法で仕立てて自立させる事で、がっちりした太い幹とバランスの良い樹形が楽しめるのではないでしょうか。