モンステラは、ハワイを象徴する植物としてアロハシャツやトートバッグに、ウミガメと一緒に描かれていることがあります。
そういえば、名前は知らなくても「それならば、目にしたことがある」と感じた人は多いのではないでしょうか。
モンステラには、複数種類がある様ですが、どれも大変よく成長し、成長するにつれて枝が垂れてくるそうです。
そんな時は、支えとなる「支柱」が必要になるといわれています。
これから、モンステラの支柱について調べます。
モンステラに支柱 ココスティック
モンステラは、主に、アメリカの熱帯地域に分布し、「つる性植物」といわれています。
大変 成長が活発で、特に真っ直ぐ伸びる種類では、それを助ける「支柱」が必要になる様です。
モンステラの支柱には、ココスティックがおすすめだということです。
ココスティックとは
ココスティックとは、植物が「つる性植物」の場合、その成長に合わせて継ぎ足して使うことができる「支え棒」を指すそうです。
サイズは2種類あり、直径がおおむね45mmの太さで80cmと45cmだそうです。
ココスティックの期待できるメリット
・植物の成長に合わせて継ぎ足していけるところ
・「気根」と呼ばれる水分を探してさまよう根も入り込み易い
・ココスティックの表面が、ココナツ繊維で覆われているので、見た目が自然
・モンステラが、ココスティックを支えにして成長するので、まとまり良く、見栄えがする
・モンステラの葉や茎が触れ合わない(重ならない)ので、風通しが良くなる
・株全体に、日が良く当たり易くなる
・株への風通しが良くなることで、病気や害虫の広がりが緩やかになる
・株の異常に早く気付く
ココスティックの考えられるデメリット
・現在、自然保護のために生産を控えているといわれ、とても手に入り難くなっている
・45cmのサイズでは、鉢に刺さり難い様なので、80cm棒の「継ぎ足し専用」と考えられる
・サイズ表記が「土に刺さる部分込み」の長さなので、正味の長さが分からない
・ココスティックのココナツ繊維と芯を接着している糊が、長い間に劣化して、ベタ付いてくる
・ココスティックの外側を覆っているココナツ繊維が、芯から剥がれてくる
支え棒の種類
- 太い木
普通のどこにでもある木の棒(傷み難い様に土に刺さる部分は焼いてある)で、天然素材
- ヘゴ支柱
シダの中でも木に成長する種類からできていて、天然素材
- ココスティック
棒の中芯は木製やプラスチック製で、外側はココナツ繊維で覆われている棒
- プラスチック製や竹製の支柱
朝顔などの軽いつる性植物に向いている棒
- ネット状の支柱
丈夫で、気根の入り具合がよく見えるポリエチレン製の棒
まとめ
ココスティックは、モンステラなど、つる性植物を支える「棒」でした。
すぐに頭に浮かんだのは「朝顔の棒」ですが、モンステラは、成長が盛んで、背丈も重さも比べ物にならないので、支柱は、太くて長い棒が必要であることが分かりました。
その中でも、ココスティックは、
①表面が、ココナツ繊維に覆われていること
②ココナツ繊維で覆われているために気根が入りやすいこと
③成長に合わせて継ぎ足していける
ということで、人気があることが分かりました。
しかし残念なことに現在では、自然保護の観点から生産を控えているため、見つけ出すのが難しいこと、長年使用していると劣化して、糊のべた付きや剥がれが起きることも分かりました。
現在、「ココスティック」といえば、ほとんど海外産の輸入物で、ガーデニングの花壇を個性的に表現する「ガーデンスティック」という名前で呼ばれている様です。