大きな葉がエキゾチックな印象のモンステラ。
定期的な剪定が欠かせませんが、モンステラの幹を切る、枝を切る方法は?注意点は?幹や枝を切る時の方法、注意点について説明します。
モンステラの幹を切る方法は?
育ち過ぎたモンステラは、剪定ばさみ、カッターナイフを使って、幹をカットしましょう。
切る場所は節と節の間です。節と節の間であれば、真横にカットしても斜めにカットしても構いません。
ですが、斜めにカットするのは、かなり大変です。モンステラの幹は太く固いため、下の方の幹をカットするには、よほど力を入れなくてはすっぱりとはカットできません。
ちなみに、切り口がまっすぐカットできない場合、その切り口から菌が侵入する可能性が高くなるため注意が必要です。
剪定ばさみで難しい場合は、カッターナイフがおすすめです。カットする位置を決めたら、一気にカッターナイフを動かしスパッとカットします。
その際、カットした切り口から樹液が出てきますが、ティッシュペーパー等で拭いてはいけません。床に落ちないよう、新聞紙等を置いて、カバーしましょう。
モンステラの枝を切る方法は?
モンステラの枝をカットする方法は、幹をカットする時と同様、剪定ばさみ、もしくはカッターナイフでカットします。
葉が枯れてきており、その葉の付け根にある茎がダメージを受けている際、手で簡単に取ることができます。その場合は、手でポキポキと取り去っておきましょう。
いずれは自然と落ちる葉であり、茎が生えている節から取り去っても何ら問題はありません。
注意する点は、枝をカットした後の対応です。幹をカットした時にもいえることですが、モンステラの葉は大きく、たっぷりの水分・栄養分を必要とします。
幹・枝を剪定した後は、たっぷりめの水を補給し、日当たりの良い場所に置いてあげましょう。
まとめ
幹立ちという言葉を聞いたことがありますでしょうか。
モンステラは上に伸びる立性の特性をもちますが、それと同時につる性の特質をもつことから、半つる性と言われます。その特性からか、まっすぐ上にはなかなか伸びていきません。
そんな時に活躍するのがヘゴ棒です。ヘゴ棒を1、2つめの節の間で止め、幹立ちさせてあげましょう。