エキゾチックな雰囲気のある観葉植物として人気のあるモンステラは、剪定することによって、思い思いのデザインを楽しむことができます。
剪定のやり方について、分かりやすく説明します。
モンステラの剪定のやり方
熱帯アメリカ原産のモンステラの最大の特徴は、太陽の光を受けて輝く切れ込みのある大きな葉になります。
その様子から、希望の光を導く植物とされ、ハワイアン雑貨・衣類に描かれる図柄の中でも、高い人気を誇ります。
モンステラの剪定方法は、ほかの植物に比べると力が要りますが、難しい作業はありません。
古くなった葉や茎を、ばっさりとカットするだけです。
剪定におすすめの季節は、6~7月です。
しっかりと成長している6月~に剪定を行うと枯れる心配も少なく、挿し木しやすいので、おすすめです。
では、剪定を始めましょう。
用意するものは、剪定ばさみ、手袋です。
剪定の手順は、まず、カットする場所を決めましょう。
次に、枯れている葉・茎を見つけ、絡み合っている茎を探します。
カットする葉・茎が決まったら、手袋を履いて剪定ばさみをもち、古くなった葉からカットしていきましょう。
モンステラは、想像以上に強健です。
枯れた葉、邪魔になる葉や茎を全部カットしても、まったく問題ありません。
が、すべての葉をカットしてしまうと、光合成ができなくなりますので、数枚程度は残しておいてくださいね。
最後に、剪定する際の注意点を2つ。
1つは、いくら強健でも、汚れた剪定ばさみで剪定してはいけません。
汚れが付着した剪定ばさみでカットした場合、カットした断面から菌が侵入し、枯れる恐れがあります。
2つめは、カットした際、樹液が出てきますが、この樹液には触れてはいけません。
モンステラの葉・茎から樹液が出てきますが、この樹液は肌の弱い方が触れてしまった場合、痒みや赤み等の肌荒れの原因になることがあります。
特に、小さいお子さまと一緒に作業を行う時は、樹液の取り扱いには十分に注意した上で、作業を行うことをおすすめします。
まとめ
見栄えの悪くなったモンステラを剪定した後は、カットした葉・茎で挿し木を行いませんか?
モンステラは、挿し木で増やすことができますので、ぜひ、挑戦してみてください。