観葉植物を選ぶとき、あなたは何に注目しますか?
観葉植物で一番目を引くのは葉っぱの印象ではないでしょうか。
モンステラは、非常に大きな葉をつけた植物です。
その魅力あふれる葉には、種類により大きな切れ目が入っているものもあります。
観葉植物としてはもちろん、雑貨の模様にまでなっていて人気のある植物です。
大きな葉はその場をパッと明るく、まるで南の島のような気分を味あわせてくれます。
イメージのとおり、モンステラは熱帯の植物です。
暑さを好む植物ならではの性質があり、ある時期には成長がとまってしまうようです。
その原因や対処法などご紹介します。
モンステラの成長が止まる時期がある?
モンステラの大きな葉は、ハワイアン雑貨などの柄でも人気です。
イメージ通りの熱帯の植物なので、暑さに強く乾燥にも比較的強いのですが、寒さは苦手です。
これは、他の熱帯や亜熱帯で生息する植物に多く共通する特徴のひとつです。
春から夏にかけてはみるみる成長をみせますが、寒い冬に入れば成長の速度はだんだんとゆっくりに、そして本格的な冬には成長が止まり休眠します。
温度でいうと、10℃を下回れば成長速度が緩やかに変化し始めます。
休眠するからといっても、5℃よりも気温が下がるような場合はあまり好ましくありません。
それほどに寒さが苦手な植物です。
そして、成長が止まる冬場には気を付けなければならないことがあります。
成長は止まる冬場でもちろん水やりは必要です。
しかし、成長期の春や夏のような水のあげ方は厳禁です。
土が乾燥してすぐに水やりをするのではなく、その2,3日後に水やりをするようにしましょう。
この乾燥した2,3日にモンステラの樹液が高濃度となり、その結果モンステラ自身が寒さに耐えられる特質を持つようになります。
寒くなってきたら、水やりの頻度を減らしてあげるようにすることを覚えておきましょう。
まとめ
モンステラは、春から夏にかけて驚く速度で成長していきます。
この時期がモンステラの成長期です。
逆に、熱帯育ちのモンステラにとって苦手とする寒い冬には成長が止まります。
この時期には、モンステラが耐寒性を備えられるよう、比較的乾燥気味な水やりの頻度をこころがけましょう