モンステラは、熱帯地方に生息する植物でいかにも大きな葉っぱをつけて存在感があります。
大木ではなく、大きな木に寄生して広がります。
そのため木の陰に育ちます。
近年では観葉植物として人気が高く、直射日光ではなく部屋の中の光を好む特性からも室内のインテリアとして多く販売され栽培されています。
生命力が強く育てやすさも好評のようです。
モンステラの大きな葉を支えるのは、意外にスマートな茎としっかりした気根です。
ときにモンステラは、この茎が細くなり大きな葉を支えきれずぐったりとしてしまうことがあります。
こんな状態を「間延び」または「徒長」といいます。
その原因と対処方法を説明しましょう。
モンステラが間延びしてしまう原因とは?
間延びとは、字のごとく間があく、または締まりのない様子を指します。
植物においてこのような状態とは、茎が細長く伸びすぎることや葉っぱ同士の間がスカスカにあいてしまったりすることです。
モンステラの場合は、茎が細く長く痩せてしまう現象を間延びといいます。
そして、この間延びしてしまった状態を「徒長」ともいいます。
ではどうして間延びがおこるのでしょうか。
その原因を紐解くと、「日照不足」が考えられます。
通常日にあたることで伸びるはずの植物ですが、日があたらな過ぎても植物は伸びようとします。
しかし、この場合伸びたとしてもかぼそく、ひょろっとした茎になってしまいます。
まさにこれが間延びです。
間延びしてしまったモンステラの茎をそのまま復活させることは不可能ですが、この茎を切り戻すことで新芽を育てれば、モンステラ自体はまた復活をみせてくれます。
切り戻した後は環境を改善し、柔らかな日差しのもとお世話をするよう心がけましょう。
また、稀に過剰な水や肥料、水不足、風通しの悪さも間延びの原因となりうる場合があるようです。
明るい場所で育てているにも関わらず間延びしている場合には、このような原因を疑いましょう。
まとめ
間延びとは、徒長と同じでモンステラの茎が細く痩せてしまい、葉を支えきれずに倒れてしまう状態のことです。
原因として考えられるのは、一番に日照不足といえるでしょう。
対処方法としては、間延びした茎を切り戻すことをおすすめします。