観葉植物としても人気の高いモンステラは、サトイモ科モンステラ属に分類されています。

原産地は熱帯アメリカのジャングルで自生しています。

20〜30種類存在しています。

薄暗いジャングルで、大きな木の幹に絡みつくように生えているため、ツル性植物と呼ばれています。

葉っぱは深い入れ込みが入っていたり、たくさん穴が空いていたりとユニークな形をしていて、飾るだけでおしゃれな空間を演出してくれます。

また、おトイレにモンステラを置くと邪気祓いの役割があると言われています。

生命力の強い植物であるため、どんどん成長し2mほどになります。

ツル性植物のため自然のままだと横に広がって成長し、立ち姿が乱れ鉢とのバランスが崩れます。

このため、支柱や紐で固定して誘導したりします。

また、剪定を行って立ち姿を整えたりします。

剪定はモンステラに含まれている皮膚や粘膜に炎症を起こす毒性の強いシュウ酸カルシウに直接触れないために、ビニール製やゴム製の手袋を着用して作業を行います。

剪定した時にできた挿し木を使ってモンステラを増やすことが可能です。

いくつか方法はありますが、水差しで増やす方法が1番簡単です。

水差しをしていて植え替えを行うことも可能です。

モンステラを植え替えるときは一体どのように植え替えるのでしょうか。

またそのコツとはどのようなことなのでしょうか。

水差しで栽培しているモンステラの植え替え方法とは!?

モンステラ 水差し 植え替え

気根や節を含んだ挿し木を、水差しで栽培していると、約1ヶ月で根っこが出てきます。

その後も水が腐らないように水を交換して栽培していると、たくさんの根っこが成長します。

植え替え時期の最適な時期は、生育期の5月〜7月に行うとうまく植え替えることができます。

植え替え用の鉢と観葉植物用の土と鉢の底石を準備して、通気性をよくするために底石を敷いて観葉植物の土を鉢の7割ほど入れます。

モンステラが鉢の中央になるように挿し木を固定しながら残りの土を入れます。

挿し木が自立したら水を充分に入れて土を固めます。

鉢の底から水が出てくるのを確認できたら、作業は完了です。

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鉢の底の受け皿に溜まった水は捨てます。

この水は、そのままにして置くと根腐れの原因となります。

水やりの頻度は、土の表面が乾いたら水をあげます。

乾燥がわかりづらい場合は、割り箸などの棒を土の中に刺して棒の湿り気の有無を確認します。

冬場は水をあげなくてもほとんど問題はありません。

葉っぱの乾燥や害虫予防のために霧吹きで葉水を行います。

まとめ

このように、水差しから植え替えを行うには、生育期に行うのが最適です。

またモンステラは生命力が強い植物なので根がつきやすく育てやすいこともわかります。

モンステラは、ツル性植物のため、茎が柔らかいので植え替える際はしっかり固定することが重要となってきます。