観葉植物としても人気が高く、雑貨屋さんなどでもよく売られているモンステラは、葉っぱに深い切れ込みが入っていたり、穴がたくさん空いていたりとユニークな形をしていて、部屋に飾るだけでもおしゃれでエキゾチックな雰囲気を演出してくれます。
また、ハワイアンキルトなどのモチーフデザインなどにもよく使われています。
モンステラはとても大きく育つため、剪定が必要になってきます。
剪定を行ったモンステラを水差しすると、根が出てくるまでどのくらいの日数がかかるのでしょうか。
モンステラとは
モンステラは、サトイモ科モンステラ属に分類されます。
熱帯アメリカが原産地で、薄暗いジャングルに自生しています。
日陰に強く、直射日光をあまり好みません。
室内での栽培に適しています。
自生地では大きな木の幹に絡みつくように生えているのでツル性植物と呼ばれています。
生命力が強く生育が盛んなので自然のままにしておくとどんどん成長し2mほどの大きさになり、横に広がって大きくなったりします。
そのため、園芸用の紐や支柱で固定したり誘導したりします。
また、世大きくなりすぎることで、立ち姿が悪くなり、鉢とのバランスが悪くなるので、剪定を行います。
モンステラの茎などには、シュウ酸カルシウムと呼ばれる毒性の強い液体が含まれています。
この液体が直接皮膚や粘膜に触れると、かぶれを起こすなどの炎症が起きる危険性があります。
これらを予防するため、水を通さないビニール製やゴム製の手袋を着用して剪定を行います。
水差しを行なったモンステラは発根するまでの日数はどのくらい!?
気根や節を含んで剪定を行ったモンステラは、水差しで増やすことができます。
剪定した挿し木を水に挿すだけで、簡単に根が出てきます。
根が出てくるまで、だいたい1ヶ月ぐらいかかります。
水に挿すだけで発根しますが、発根するまでは、水を腐らせないように毎日水を交換することが大切です。
まとめ
このように、モンステラは、生命力が強く水差しを行うだけでたくさん根が出てきます。
根が出てくるまでは約1ヶ月かかりますが、根は強く切っても何度でも生えてくことが、特徴的です。