モンステラは、サトイモ科モンステラ属に分類されます。
原産地は熱帯アメリカで、薄暗いジャングルに自生しています。
そのため、直射日光をあまり好まず、日陰に強い性質があります。
また、大きな木の幹に絡みつくように生えているため、ツル性植物と呼ばれています。
このような性質から、モンステラは屋内で育てるのに適した植物になっています。
葉っぱは、深い切れ込みが入っていたり、たくさんの穴が空いていたりとユニークな形をしています。
このため、飾るだけでおしゃれでエキゾチックな空間を演出してくれるため人気のある観葉植物となっています。
また、トイレなどに飾ると邪気を祓う効果があるとも言われています。
この葉っぱの形はハワイアンキルトなどのモチーフなどに使われたりもしています。
モンステラは、生命力が強く自然のままに捨て置くと、どんどん成長し2mほどの大きさになります。
また、ツル性植物のため横に広がって成長したり、立ち姿が乱れたりします。
このため支柱や園芸用の紐で固定して誘導したり、剪定したりする必要があります。
モンステラには、シュウ酸カルシウムと呼ばれる毒性の強い液体が含まれています。
この液体は、直接皮膚や粘膜に触れるとかぶれたり、炎症を起こしたりします。
剪定を行う際は水を通さないビニール製やゴム製の手袋を着用して作業を行います。
このように、剪定したモンステラは、挿し木として増やすことができます。
この挿し木は、水だけで栽培する水栽培で育てることができるのでしょうか。
またその方法やコツとはどのようなものなのでしょうか。
水栽培のモンステラの冬の栽培方法とは!?
水栽培は、根っこがよく見えるので、インテリアとしても人気があります。
あまり大きなモンステラは、難しい点がありますが、小さいサイズのモンステラであれば、水栽培で育てることが可能です。
水栽培用の容器やグラスなど自分の好みの容器を選ぶことが可能です。
また、モンステラは生命色が強いので、ある程度寒さにも耐えることが可能です。
3〜5℃までぐらいなら枯れずに耐えられますが、屋外は葉っぱが黄色く枯れることがあるため屋内で育てることが重要です。
まとめ
このように、モンステラは、水栽培も可能な植物です。
水栽培は水の透明感と根っこの様子がよく見えるので、栽培していても成長を楽しむことができます。
モンステラは、根っこがたくさん出てくるので、見応えがある栽培方法だと言えます。
また、冬は、屋内で栽培することで元気に冬を越しことができます。