植物は土から栄養分や水分などを吸収して元気に大きくなっていくものですから、それぞれの植物に合った土に植えることでその後の状態に差がつくでしょう。
モンステラの植え替えを行う際、どのような用土を準備すればいいのか調べてみました。
モンステラの植え替えにおすすめの用土は？
観葉植物には、水はけがよく必要な栄養分が揃った肥沃な土が理想的です。
モンステラは成長が早く、特に限られたスペースである鉢の中が根でいっぱいになってしまう可能性もあるでしょう。
いわゆる根詰まりという状態になってしまうと、水はけが悪くなって根腐れを起こし、必要な栄養分を吸収できなくなります。
栽培の際には、モンステラの特徴に合った土を準備することが大切なのですね。
まず初心者の方や手軽に栽培を楽しみたい方には、観葉植物用の土を購入するのもいいでしょう。
ホームセンター等で購入できる観葉植物用土には、通気性や排水性，保肥性のある赤土を乾燥させた赤玉土や観葉植物に必要なマグネシウム等の成分、根腐れ防止剤などが配合されているので、知識が少なくても安心ですよね。
また長い目で見ると、モンステラの特徴に合った配合の土を作るのが一番ですので、必要なものを覚えておくといいでしょう。
基本的には、小粒の赤玉土と腐葉土を７：３の割合でブレンドするのが一般的ですが、室内栽培の場合にはカビや虫などが発生しやすいため、腐葉土の代わりピートモスを使用するのもおすすめです。
ピートモスは水コケが材料の土で、軽量で通水性に富んでおり園芸には重宝するものです。
より水はけを良くするために、細かい粒の川砂も取り入れると一層効果的でしょう。
これらを使ってモンステラの栽培に最適な用土を配合するわけですが、目安としては、小粒の赤玉土７割とピートモス３割にするか、赤玉土６割，ピートモス２割，川砂２割にしてもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか？
通気性や通水性の良い土の配合を覚えておくと、色々な観葉植物にも応用できそうですね。
ただし、せっかく適した土で栽培していても、鉢を置く場所が風通しや日当たりの悪い環境だと、土が過湿状態になってカビが生えたりすることになるかもしれません。
その場合にはカビの部分を削るように除去して新しい土をのせるようにしましょう。
土の表面が乾いたら水をやるようにして、受け皿にたまった水を捨てるなど、細かい手入れができるといいですね。
