モンステラには、剪定後の楽しみを味わえる様々な増やし方がありますが、園芸初心者でも簡単に増やせる水差しの増やし方について、説明します。

水差し用のモンステラを剪定する方法は?

モンステラ 剪定 水差し

モンステラを剪定した後は、そのまま捨ててしまってはもったいないので、もっとも手軽に増やせる水差しで増やしてみましょう。

まず、水差し用のモンステラをカットします。

モンステラを水差しするには、できれば、幹に節が残る部分をカットしましょう。

節がある場合は、発根させることができますので、大きく育ちます。

また、葉っぱを茎からカットして、水に挿しておいてもOKです。

但し、葉柄は水差しには向きません。

葉柄とは、葉のすぐ下にある緑色の茎のことですが、その葉柄が付いている場合は、水に挿しておいても、新しい芽は出てきません。

増やすには、節のある幹を選びましょう。

その幹に気根がある場合は、その気根をカットしないでくださいね。

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実は、この気根は水に浸けると根になるんです。

ですから、絶対にカットしてはいけません。

それから、気根は簡単に折れてしまうので、水に浸ける時も慎重に扱うことを忘れずに。

では、透明のガラス瓶に茎を入れて水を加えたら、10日ほど様子を見てみましょう。

徐々に根が生長してきますので、ガラス瓶いっぱいに根が広がったら、土に植え替える準備を行います。

剪定を行う際に注意しなければならないことについてですが、剪定時、切り口が菌に侵されないよう、注意してカットしなければなりません。

切り口から菌が侵入すると、モンステラの幹は茶色に変色し、やがて枯れてしまいます。

剪定する時は、清潔な剪定ばさみを使用すること。

もし、モンステラの幹が固くて、一度にカットできない場合は、カッターナイフで一気にカットすることをおすすめします。

切り口から菌が侵入したまま、水に差してしまえば、水中に菌がまん延することになり、徐々に元気をなくし枯れてしまいます。

強健だと言われるモンステラですが、剪定に関しては慎重に、尚且つ、丁寧に行うことをおすすめします。

まとめ

モンステラの濃い緑の葉っぱをガラス瓶に入れておくだけでも、おしゃれなインテリアになりますが、水差しで育てたモンステラは格別。

上手な剪定を行い、丁寧に育ててあげましょう。