熱帯の植物であるモンステラは観葉植物としても人気ですが、その葉に切れ込みが出来るのが特徴的です。
順調に成長させることで、立派な切れ込みが入るようになりますが、その切れ込みがなくなったと悩む人もあります。
その場合は育て方に原因があるかもしれませんので、もう一度栽培方法を見直してみましょう。
モンステラの切れ込みがなくなったのはなぜ？
植物にはそれぞれ個性がありますが、熱帯植物であるモンステラは葉が大きくなると切れ込みや穴ができるのが特徴的です。
モンステラを育てている人からは、切れ込みが出来ない、穴が開かないという意見もありますが、まだ株が若い間は切れ込みや穴ができないのは普通です。
この場合は特に心配がありませんので、順調に成長するよう丁寧に育ててあげましょう。
さらに成長しても切れ込みがないという場合もありますが、種類によっては出来にくいものもあるので、この場合も問題はありません。
問題となるのは、今まで立派な切れ目ができていたにかかわらず、突然できなくなってしまったということです。
考えられる原因としては、水不足、さらに肥料不足があげられます。
長く同じ鉢で育てている場合は、根詰まりが起きている可能性がありますので植え替えも検討してみましょう。
成長期には水をたっぷり与えることが大事ですが、受け皿にたまった水は根腐れの原因となるので捨てておきます。
肥料は置き肥や液肥が便利です。
植え替えの際は根の状態を見ることができますが、傷んでいる根があれば切っておきます。
さらに、日光も植物の成長には欠かせないものですが、強い直射日光はかえって植物を弱らせる原因となります。
窓辺に置く際はレースのカーテン越しに日光を当てる、より穏やかな日当たりの場所に移動させるなど対策してみましょう。
害虫や病気がモンステラを弱らせている可能性もありますので、こちらもしっかりとチェックしておきたいところです。
まとめ
若い苗ではモンステラの葉に切れ込みができないのは異常ではありませんが、立派な切れ目ができていたにかかわらず、できなくなってしまった場合は育て方に原因がある可能性があります。
水や肥料が不足していないか、根詰まりが起きていないかも確かめてみましょう。
さらに害虫や病気で弱っている可能性もありますので、葉や茎に変化がないか調べておきたいところです。
