モンステラには、土の中にある根っこの他に、地表にも根をもっているとても面白い植物です。
地表のモンステラの茎から伸びて、空気中の水分を吸収したり、体内にある余分な水分を排出したりする大切な役割を果たしています。
また、気根が回りの大木にまきついて、大きく成長した身体を支えてくれる役割も持っています。
この大切な気根に、カビが生えているのを見つけてしまったらどうするべきかまとめました。
モンステラの気根にカビがはえたらどうする?
気根は、モンステラの呼吸を助ける大切な役割を持っています。
それらにカビが生えてしまったらどうすればいいのでしょうか。
まず、カビの生えてしまった気根は切ってしまっても構わないです。
カビを拭きとっても改善しない場合や、拭き取れそうにないほど多くのカビが生えてしまっている場合は、気根を切ってしまいましょう。
切るときは、根元から切るのがおすすめです。
気根の途中から切ると、その切った部分から枝分かれして鬱蒼としてしまう恐れがあります。
なので、切るときは根元から丁寧に切りましょう。
また、カビなどのトラブル以外でも、モンステラの見た目をととのえたり、通気性をよくするために気根を切ってあげることも有効です。
しかし、土の中に伸びている気根は切らない方がいい場合があります。
気根は地中に入ると、地中の根と同じ役割をするからです。
生えてしまったカビに対処したら、今度はカビを再発させないようモンステラの環境を見直しましょう。
モンステラが風通しの悪い場所に置いてあると、気根が上手く呼吸ができずに湿気が溜まってしまうおそれがあります。
湿気はカビの生える原因となってしまいますので、湿度は適度に保ちましょう。
また、水のあげすぎでモンステラの中の水分が過剰にある場合も、モンステラが体内の水分を放出しきれずに湿気を溜めてしまう場合があります。
モンステラへの水やりは、土が乾いたのを確認してからたっぷりと与えるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたか?
今回はモンステラの気根のカビについて、調べたことをまとめました。
気根にカビがついているのを発見したら、カビの生えた気根をカットし、再発防止につとめましょう。