モンステラを育てていて、鉢植えをあやまって倒してしまったときに茎が折れたり、モンステラの形を整えるために茎を切る、ということがあります。
そんな時、そのまま折れた茎を捨てるのではなく、新しいモンステラを育てるきっかけにすることができます!
折れた茎を新しい株に育てることが出来るのです。
目次
折れた茎を挿し木にしてモンステラの鉢を増やそう!
折れてしまった茎、切り取ってしまった茎。
茎の節々を見てください!
気根と呼ばれる根っこの芽や根っこがないでしょうか?
もしあったら、挿し木という方法でモンステラを増やすことができます!
モンステラを増やそう!挿し木のコツ
モンステラを挿し木にして増やそうと考えた時、ぜひ成功させるコツを知っておいてください!
コツ① 挿し木をはじめる時期
まずは挿し木にする時期、ですが、モンステラがすくすくと成長する5月から9月の間に始めるのがベスト。
特に梅雨入りする前ぐらいはモンステラが大好きな高温多湿な時期になるので成功しやすくなりますよ。
コツ② 気根を活かす
まず、モンステラの茎を見てください。
茎の節々に気根や気根の芽があるはずです。
その節ごとにカッターでスパッと切り落とします。
この時、樹液が出ます。
この樹液、刺激が強い毒があるので、直接皮膚につかないように気をつけてくださいね。
コツ③ 清潔な土を用意しよう
挿し木をするときは新しい清潔な土がおススメです。
病気にならず、切り取った茎も傷みにくく成功する確率が上がります!
小さめの鉢でも黒いポットでもかまいません。
あくまでもしっかり根付くまでの期間、利用する大きさにしてください。
水をあげすぎる心配がない小さめがおススメです。
その鉢がポットに清潔な土を入れて、この切り取った茎の部分の気根が土に植わるように茎を立てて土に挿します。
切り取った部分がつぶれたりしないように、やさしく扱ってあげてくださいね。
(この時、土を使わずに水苔を利用する方法もあります。どちらでもOKです。)
茎を土に植えたら、たっぷり水をあげます。
そうして、半月から一か月まってみてください。
土は乾かないように、よく見て水やりをしてあげてください!
新しい芽が生まれて、新しいモンステラが育っているはずです!
コツ④ きちんと根付いて育ったら、新しい鉢植えに植えてあげよう!
こうして生まれて育ち始めた新しいモンステラ!
しっかり根付いて新芽が育ったら、これから育てる新しい鉢植えに新しい土を入れて新しく生まれたモンステラを植え替えてあげてください!
まとめ
以上がモンステラの折れた茎などを利用した挿し木の方法です。
ポイントは以下の通りです。
・挿し木をする時期は5月から9月のモンステラの成長期に行う
・気根を活かして根付きやすくする
・土は清潔な土を使って失敗や病気、傷みを防ぐ
・根付いたら鉢に植え替える
園芸店で購入すると、ちょっと高価なモンステラです。
でも、自分でいらなくなった茎を使って増やせるなんて嬉しいですよね!
私が育てているモンステラは閉店セールで買ったモンステラでした。
樹形に難ありでかなり安く購入したもの。
おかげで剪定などの手入れが頻繁に必要です。
でも、その剪定の時に出た茎が、あたらしいモンステラの鉢植えになっていくなんて!
とうれしくなり、挿し木をしています!
小さなうちから育てて、イメージする樹形に整えていくことが今のささやかな楽しみです!
ぜひ、挿し木にチャレンジしてみてくださいね!