モンステラの根が白い、当たり前といえば当たり前な話で、自然な成長過程であれば原因や対処方法に頭を悩ませる必要はありません。

しかしながら、カビなどにより根が白い状態であるのは問題です。

ここでは、モンステラの根に発生した白いカビなどの対処についてみていきましょう。

モンステラの根に発生する白いカビと対処方法

モンステラ 根 白い

モンステラには根が二つあることをご存知でしょうか。

植物の根の役割は、土中に根を張ることによりしっかりと植物を支え、土の中の養分や水分を吸収し葉や茎へ送ることです。

また、土中の酸素を取り込み光合成でできたデンプンと組み合わせることで、生命活動に欠かせないエネルギーも作り出しています。

当然モンステラもこの根を持っていますが、もう一つ根が気根と呼ばれるものです。

植物の根といえば土の中にあるものとイメージしがちですが、気根は地表のモンステラの茎から伸びています。

地表にある気根は、空気を取り入れたり成長をつづけるモンステラを支えたりする役割を担います。

これら二つのモンステラの根が白くなる、特にカビなどが発生した場合には適切な対処が必要です。

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地表にある気根に白いカビ状のものが発生した場合には、気根部を切り取る対処をおこないます。

一部の気根を失うことがあっても、モンステラの生命活動には大きな支障はきたすことはありませんし、白いカビをそのまま放置しておく方が茎などに被害を与える恐れが高まります。

土中の根を覆っている土に白いカビが発生している場合は要注意です。

白いカビの発生原因としては水分過多が考えられ、土に中で根詰まりをおこしている可能性が高いでしょう。

成長が速いモンステラは根の伸び方も速く、鉢の中の根が広がり根詰まりをおこすと、水分の吸収が悪くなり、酸素も吸収することができません。

吸収されるべき水分がいつまでも土中あることにより、菌類が増殖し白いカビを発生させます。

このような状態になる前に、鉢植えの場合はひと回り大きな鉢を用意してあげましょう。

2~3年ごとに一度を目安として移し替えてあげましょう

まとめ

ここまで、モンステラの根に発生した白いカビなどの対処についてみてきました。

気根部や土の表面に白いカビが発生するのは、水分の与え過ぎや水分が適切に吸収されていない恐れが挙げられます。