観葉植物として人気の高いモンステラは、大きくなると8mにもなると言われております。
8mまでに育てるには熟練の技が必要かもしれませんが、それでも、一般的な育て方を行えば、2~3mの大きさには育てることができます。
部屋の中に2~3mものモンステラがあれば、迫力がありますが、あまりにも大きくなり過ぎると、部屋を転居しなければならないことにもなりかねません。
モンステラの成長を止める方法はあるのでしょうか。
モンステラの成長を止める方法はあるの?
モンステラはつる性の植物ですので、際限なく伸びていきます。
成長を止めるには、剪定を行い、新芽を切り取る方法がありますが、実はモンステラの場合、新芽を切り取ってもまた伸びてくる可能性があるため、剪定では成長を止めることはできません。
成長を止める方法は、3つ。
1つは、肥料と水を控えることです。
肥料・水を控えると、モンステラは十分に成長することができず、当然、成長速度は遅くなります。
まったくやらないわけではありません。
1日1回の水やりを2~3日に1回に、月1回の液肥を2ヶ月に1回にする等、与える頻度を少なくするだけでも、効果があります。
もう1つの方法は、気根を切ることです。
気根は、モンステラの茎の付け根あたりから伸びている根のことですが、この気根を切り取ることで、縦・横に広がらず、コンパクトなモンステラの形状になります。
少し手間がかかりますが、もう1つ方法があります。
それが、支柱を立てることです。
モンステラには天然木のヘゴ支柱がおすすめですが、プラスチックの支柱でも問題ありません。
支柱でモンステラの向かう方向を制限することで、成長速度が遅くなります。
茎と支柱を結ぶ時は8の字になるように、茎を傷めないゆとりをもたせて結びます。
ちなみに、支柱を立てる位置は、茎から伸びている気根の方から結びましょう。
そうすることで、気根が支柱に絡みやすくなります。
まとめ
モンステラの成長を止める、もっとも手軽な方法を3つ紹介しました。
観葉植物の中でも大きく育つ種類のモンステラ。
部屋のインテリアとして育てる場合には、形状を整える作業が必要になります。
枯らさないよう、十分に注意して、育ててあげましょう。