熱帯地方の南国で育つ果物をトロピカルフルーツといいます。
有名なものでマンゴーやパパイヤなどがあります。
実は、熱帯で自生する性質のある植物モンステラにも実がつくことがあり、トロピカルフルーツの一種のようです。
モンステラといえば大きな葉っぱでインパクトが強いのですが、環境がよければ花が咲き実もなる植物です。
一体どんな実がなり、どんな味がするのでしょうか。
また販売場所や価格なども気になるところです。
トロピカルフルーツ、モンステラの実の販売場所は?
モンステラは、熱帯の植物なので暖かい時期や場所を好みます。
よい環境ではみるみる成長し、白い花も咲きます。
サトイモ科の植物ということもあり、サトイモ科ならではの肉穂花序が花の中に実ります。
これが育つとトウモロコシのような形をしたモンステラの実になります。
幻の果実といわれているそうで、この実の存在はあまり有名ではありません。
熟したころが食べごろで、熟すと鱗みたいな皮がはがれてきます。
トロピカルフルーツと呼ばれるだけあって、香りも甘く柔らかくてまさに南国のフルーツといった感じです。
そして、バナナとパイナップルの中間といった味を楽しませてくれます。
しかし後味が少し気になるようで、モンステラの実に含まれる「シュウ酸塩」によって食べたあと喉に刺激を感じる特性をもっています。
さて、この不思議なモンステラの実はどこで販売されているのでしょうか。
どうやらこの幻のトロピカルフルーツは、沖縄でもなかなか販売されていないようです。
小笠原諸島や屋久島、石垣島といった沖縄や鹿児島の離島でなら収穫時期のみスーパーや市場、またJAで販売されています。
販売はされてはいませんが、沖縄や九州や四国、またはその近隣の離島でモンステラを栽培している方から分けてもらえる場合もあるそうです。
観葉植物としてのモンステラの場合も、温度や湿度の管理がよければ実る可能性も大いにあります。
育ててみるのも一つの入手方法です。
まとめ
モンステラの実は、見た目こそちょっと手を出しにくい果実ですが、おいしい南国のトロピカルフルーツです。
沖縄ですら販売されていないのですが、沖縄~鹿児島の離島に行けば、地元のJA、市場、スーパーで購入することができます。
しかし、実のなる時期のみの販売となるようです。