モンステラは、部屋に一つ置くだけでハワイアンな雰囲気になるので、とても人気のある植物ですよね。
青々とした大きな切れ込みのある葉っぱが特徴の、エキゾチックな印象の観葉植物です。
しかし、このモンステラの葉っぱに斑点が出る場合があります。
そこで今回は、モンステラの葉っぱに斑点ができる原因や、病気や病名についてご紹介します。
モンステラの葉っぱに斑点ができる原因
モンステラの葉っぱに斑点ができている場合は、モンステラが病気にかかっている状態です。
カビや細菌、害虫が原因で葉っぱに斑点ができるのです。
もし、葉っぱに斑点ができた場合は、放置しておくと他の葉っぱや茎にも広がってしまいます。
そのため、斑点を見つけた場合は、すぐに対策をしなくてはいけません。
モンステラの病気で斑点ができる症状や病名
モンステラの葉っぱに白い斑点ができている場合は、ハダニによる害虫被害の可能性があります。
ハダニは、葉っぱの裏に住み着いて、栄養を吸い取るので、もし葉っぱの裏にハダニがいた場合は、そのままにしておくと症状が進行してしまい、枯れてしまうので、駆除する必要があります。
葉っぱにいるハダニは、セロハンテープを葉の裏に貼り付けて剥がしたり、水で割った牛乳を散布することで対策ができます。
ハダニがたくさん発生している場合は、殺虫剤を使用しましょう。
ハダニは、乾燥した環境を好むので、普段から葉っぱに霧吹きで水分を与えることで、ハダニの発生を予防することができます。
他にも、葉っぱに茶色っぽい斑点ができている場合は、炭そ病か斑点病の可能性があります。
茶色い斑点の原因はカビや細菌です。
そのため、茶色い斑点を見つけた場合は、斑点の出ている葉っぱを取り除きます。
そして、他の葉っぱも病気にならないように、殺虫剤でケアをします。
他にも似たような病気で、褐斑病というものがあります。
炭そ病や斑点病は、斑点が葉っぱや茎に現れ、褐斑病は葉っぱに現れるという特徴があります。
また、葉っぱに白い粉をこぼしたような斑点ができている場合は、うどん粉病の可能性があります。
葉っぱにうどん粉をこぼしたように白くなるのが特徴です。これはカビが原因で起こります。
放っておくと徐々に広がってしまい、枯れてしまうので、早めに対策をすることで治りやすいです。
重曹を水に薄めたものを霧吹きすることで、緑色の葉っぱに戻ることがあります。
うどん粉病は、葉っぱが乾燥しているときにかかりやすいので、こまめに葉っぱに霧吹きで水を与えることで予防することができます。
まとめ
さて、今回はモンステラの葉っぱに斑点ができる原因や、病気や病名についてご紹介しました。
モンステラは、乾燥にも強く、比較的育てやすい植物です。
毎日お世話をしていれば、急に枯れてしまったり、病気になってしまうことはあまりありません。
しかし、育て方が間違っていたり、育てる環境が悪いと、枯れたり病気になってしまう原因になります。
もし、モンステラが元気がなくなっていたり、葉っぱに斑点ができているときは、自分の育て方や育てている環境を見直して、原因を探ってみましょう。