特徴のある葉形はハワイアンキルトやアロハシャツなどでよく見られるモンステラ。
お部屋のインテリアや観葉植物としても人気があります。
大きく切れ込みがある葉っぱは時々変な向きになっている場合があります。
これを直すことは可能なのでしょうか。
モンステラの葉っぱの向きは日光が重要!
モンステラはサトイモ科のモンステラ属で株元から伸ばす茎の先に大きな葉っぱをつけます。
最大60cm以上とも言われます。
しかしあまり大きく育つとバランスが悪く鉢が倒れやすくなるので時には剪定が必要になります。
モンステラの取り扱いには注意事項があり、剪定や切り戻しなどで茎をカットする時に出る樹液には毒性あります。
触れないようにするか手袋をして作業するようにしましょう。
サトイモ科の植物は葉っぱから水滴を出す性質があります。
気付くと鉢の周りが濡れているなんて事もあります。
これは水やりをする上で目安になり、水滴をたくさん出す場合は水やりを控えめにしましょう。
また、シミになるので放置せず早めに拭き取るようにして下さい。
つづいて、モンステラの葉っぱの展開からどのように向きを変えていくのか見ていきます。
元々ある葉っぱの間から新葉が出て最初のうちはその間隔は狭く、徐々に広がりを見せていきます。
古い葉っぱはやがて横に広がりたくさん葉が付いた時には、この古い葉っぱなどはバランスを考えてカットしていくと良いでしょう。
またそうすることによって、新しい葉っぱが展開しやすくなります。
モンステラの葉っぱは日光により向きを変える場合があります。
片側に偏って伸びたりした時は切り戻しをして大きさやバランスを整えると良いでしょう。
また、葉っぱの向きを変えたい場合は鉢を動かし日光が当たるように工夫をしましょう。
しかし、葉っぱが元気なく下を向いているようなら根腐れ、水切れ、根詰まりなども考えられます。
日差しを十分に浴びているにも関わらず向きが直らないようなら確認が必要です。
まず根詰まり、根腐れを確認するために鉢をそっと外しましょう。
するっと抜けて根が黒く変色していれば根腐れです。
腐った根は除去し植え直します。
またらせん状に根が詰まっていれば根詰まりですので一回り大きい鉢に植え替えをしましょう。
まとめ
これまで、モンステラの葉っぱの展開や向きについて見ていきました。
日光に向かって成長するのは他の植物にも見られる現象ですが、それだけ植物には光合成が必要不可欠なのですね。
葉っぱの向きや様子などからトラブルを回避するか、早めに見つけて対処するためにも日々の観察は欠かさないようにしたいですね。