モンステラを増やすことは、簡単だといわれています。

モンステラは茎さえあれば、そして土と水さえあれば「挿し木で代をつなぐ」ことができる様です。

せっかく次の代につなぐことが簡単だとしても、それは、モンステラの挿し木に適した土がなければ成功しないでしょう。

挿し木に適した土について調べます。

モンステラの挿し木におすすめな用土

モンステラ 挿し木 用土

用土とは

モンステラの挿し木に適した土は、「土」とはいわずに「用土」というそうです。

「用土」とは、その植物に適したそれぞれの土が配合され、「植え付けや植え替えがすぐにできる状態になっている土」を指すそうです。

モンステラと用土の関係

モンステラは、ほとんどの場合、室内で観賞するために栽培されている観葉植物と聞いていますから、病気や害虫からは、できるだけ遠い環境を整えることが「モンステラとしての一生」を全うする可能性を高めるといわれています。

用土は、大げさではなく、モンステラの一生を決める「世界」なのです。

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モンステラの挿し木部分

モンステラには、ほとんどの部分に、「ただ土に挿せば成長できる能力」が備わっている様です。

それは、強い生命力を持っている証拠でもあることです。

ですが、挿し木の場合では、葉が出る位置の反対(裏)側の「気根」と呼ばれる部分が付いていた方が、根付く成功率を上げるといわれています。

気根は、モンステラの成長に合わせて長く太くなっていくといわれています。

普段の気根は、邪魔なら切ってしまっても支障がないといわれている部分だそうですが、挿し木をする場合は、この気根が根の役目を果たすので、その時は、一気に重要な部分になる訳です。

モンステラの挿し木におすすめの用土

モンステラの挿し木におすすめの用土は、一般的には、「観葉植物用の土」に、赤玉土や鹿沼土を配合する方法で十分対応できるといわれています。

自分で配合する場合なら、赤玉土と腐葉土を中心に、ピートモスや川砂など、水はけが良く水持ちが良いといわれる素材を配合すればと良いそうです。

また、モンステラの大敵である湿気対策としては、水はけと水持ち、風通しを考えて、「水ゴケ」や「鉢底用ネット」、「鉢底石」を用意しましょう。

虫の侵入を防ぐことも期待できる様です。

まとめ

モンステラは、植物の元々の特性である「再生力」を強く持っているらしく、先端や茎のどの部分でも挿し木で芽を出す可能性のある植物であることが分かりました。

根付く可能性を高めたいのであれば、「気根がある茎」の部分を利用することだそうです。

気根さえあれば、コップの水に挿して置くだけでも根が出る様ですから、根が出た「苗」を用土に植えることで、植え替えをしたことと同じ状態になり、そこからは、通常の成長をすることが分かりました。

こんなに簡単に増えてしまうモンステラの生命力には、驚かされます。