モンステラは、熱帯原産とあって、野生的な雰囲気が人気の観葉植物です。

ショップやオフィスなどで見かけることもあると思いますが、今では、自宅で栽培を始める人も増えてきた様です。

自宅で、モンステラを育てる場合について調べます。

モンステラ 土の作り方

モンステラ 土 作り方

モンステラに適した環境

・水はけが良い

・風通しが良い

・気温が高い

・湿気が多い

・栄養価の高い肥料が一定量ある

モンステラに合った土

モンステラは、確かに「観葉植物用の土」でも十分に成長することが分かっている様ですが、モンステラが、「モンステラらしく成長する」ための土がある様です。

一般的に配合すると良いとされている土の一例を挙げましょう。

・赤玉土

・鹿沼土

・腐葉土

・ピートモス

・パーライト

・バーミキュライト

・軽石

・水はけの良い砂(川砂)

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モンステラの場合の土の配合

「モンステラらしく成長する」ための土の配合には、一定の条件があるものの、「決まり」などはなさそうです。

気を付けるポイントといわれているのは、次の通りです。

腐葉土は、自然成分からできている土なので栄養分が多くある一方、ニオイや害虫の可能性もあるといわれ、使い方に気を遣うかも知れません。特に、室内での栽培者では、栄養面で腐葉土よりも多少落ちると分かっていながら、ピートモス(パーライト、バーミキュライト)に変更する人がいる様です。

モンステラの土作りで最も必要とされるのは、「水はけが良いこと」と「栄養分が一定量あること」だといわれています。

水はけに重点を置いた土になることが期待できる配合は次の通りの様です。

(1)観葉植物用の土:赤玉土:鹿沼土=2:1:1

(2)小粒の赤玉土:腐葉土(ピートモス)=7:3

(3)小粒の赤玉土:腐葉土(ピートモス):パーライト=6:3:1

(4)小粒の赤玉土:腐葉土(ピートモス):パーライト=6:2:2

(5)小粒の赤玉土:腐葉土(ピートモス):川砂=6:2:2

(6)小粒の赤玉土:ピートモス:パーライト=6:3:1

※初心者や、まだよく知らない栽培者には、向いているといわれる配合だそうです。

(7)観葉植物用の土+ピートモス(腐葉土)を自分なりに配合する

※栽培地域によって、多少配合の仕方を変えると良いといわれている配合だそうです。

 

パーライトの配合率が多くなるほど、通気性と水はけが良くなる様です。

また、土作りが上手くいったからといって、モンステラの環境が良くなければ、悪い影響が出る可能性もある様です。

特に、風通しが悪く、日当たりが良くない場合では、湿気が多くなり鉢の土にカビが生える可能性がある様です。

モンステラの土pH値は

植物の土のpH値

pH値は、14に分かれていますが、丁度真ん中辺りを「中性」といい、「pH7」と表すことはどこかで聞いたことがあるかも知れませんね。

一般的に、「土というもの」は、見た目は同じでも、下は酸性(pH4)から上はアルカリ性(pH9)まで、色々な性質を現わす様です。

そして、植物には、それぞれに適当なpH値があるといわれています。

大多数の植物は、おおむねpH値が5.5~6.5といわれていますから、少し酸性(弱酸性)であることが分かります。

pH値の違いは、育ち具合に影響を与えるといわれています。

モンステラに適当な土のpH値

モンステラに適当な土のpH値も、おおかたの植物と同じで、5.5~6.5の「弱酸性」だといわれています。

安定したpH値を維持していくためには、いつも土の状態を計測して、知っておくことが大切だといわれています。

モンステラの安定的なpH値の維持

比較的雨の多い日本の気候の影響で、どうやら土は酸性に傾き易い様です。

モンステラのpH値が、酸性に傾き過ぎた時は、苦土石灰、または、カリウムなどを土に混ぜ込むと、適度な数値に戻すことが期待できる様です。

まとめ

モンステラの土作りでは、「赤玉土」を中心に、「水はけを良くする土」と「一定量の栄養分がある土」を配合することが良いと分かりました。

モンステラの土のpH値は、5.5~6.5の「弱酸性」だと分かりましたが、この数値は、おおかたの植物と同じだということも分かりました。

一番大切なのは、栽培地域によって土の数値を確認し、配合の調節をすることだと分かりました。

こうして考えてみると、私たちの体に良いからといって、「アルカリイオン水」を水やりの水として与えてしまったら、枯れてしまう可能性もあるのだろうと感じました。