観葉植物の中でも珍しく、葉には緩やかなカーブの切れ込みが入ったり、虫に食われた訳ではなく、穴が開いていたりなどの様子を見せる熱帯原産のモンステラですが、オフィスやロビーなどで見かけることがあるでしょう。

現在では、園芸センターなどで簡単に手に入れることができる様になったため、個人で栽培する人も増えてきていると聞きます。

モンステラを栽培するには、どの様な用土を使えば良いのでしょう。

モンステラに適した用土について、調べます。

モンステラにおすすめの用土

モンステラ おすすめ 土

用土とは

「用土」という言葉は聞き慣れないかも知れませんが、「苗床や鉢植えなどで使う土」を指す言葉の様です。

一般的にいわれる「土」と違うところは、「前以って、pH値や、肥料、消毒など、その植物に必要な土作りの作業が、全て終わっている土」であることだそうです。

ですから、この用土を使って育つ植物は、とても良い状態で成長できる可能性が高いといわれています。

モンステラは観葉植物用の土でも十分に育つ

初心者や、モンステラについてまだよく知らない栽培者は、「観葉植物用の土」を使うことをおすすめしている栽培者もいる様です。

「観葉植物用の土」には、観葉植物が成長するために必要な赤玉土、栄養分、水はけの良さ、根腐れ防止剤などがすでに調整されて、配合しているので、モンステラも十分に育つことができるといわれています。

モンステラの性質をよく理解した上での土選び(用土作り)をしたいと考える栽培者も多い様です。

モンステラは、「水はけが良く、水持ちが良い」、それに、「根がのびのびと伸びることができる」などの土がおすすめだそうです。

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モンステラに適した用土を作る

モンステラに適した用土を作るには、「小粒の赤玉土」、「腐葉土」、「ピートモス」などを配合すると良い様です。

室内の環境が虫やカビの発生しない場所であれば、小粒の赤玉土と腐葉土を「7:3」の割合で混ぜるのが最良といわれている様ですが、虫やカビの発生する恐れ(不安)がある場合は、腐葉土の代わりに、無菌といわれるピートモスを使うと良いと考えられている様です。

まとめ

モンステラに適した用土、おすすめの用土を調べてみましたが、「モンステラ専用の土」としては出回っておらず、「観葉植物用の土」で十分代用できるといわれていました。

ですが、慣れた栽培者ではモンステラの性質をよく理解した上で、モンステラに1番合う用土を自分で配合することが分かりました。

栽培者の間で最も多く聞かれたモンステラにおすすめな用土の配合率は、

①小粒の赤玉土と腐葉土を「7:3」

②小粒の赤玉土とピートモスと川砂を「6:2:2」

などだと分かりましたが、まだまだ奥は深い様でした。

経験を積んだモンステラの栽培者は、土にこだわり、いかにして「モンステラのための土を作ることができるか」を追及している印象を受けました。