モンステラをはじめとする観葉植物の元気がなくなったと感じた時は、水不足なのか肥料が必要なのかと色々考えますよね。
元気がない時に肥料を与えた場合、根が栄養を吸いあげる力がなくて負担をかける場合もあります。
もしも肥料を与える場合、薄めたものを葉や茎に霧吹きで振りかけるという方法があるそうです。
また、こんな時に手軽に使える便利な栄養剤がありますので、覚えておくといいでしょう。
ここでは、モンステラにおすすめな栄養剤についてご紹介します。
モンステラなど観葉植物におすすめの栄養剤とは!?
よく観葉植物の土に刺さっている活力剤(アンプル)は、肥料のように栄養を与えるというよりは、植物を元気にするという役割を持ちます。
私たちが疲れている時にサプリメントや栄養剤を飲むような感覚でしょうか。
まずは弱った体を元気にしてから、肥料など栄養分を与えるようにすると吸収もよくなり効果的なのですね。
ちなみに肥料の三要素は窒素,リン酸,カリウムで、それぞれが植物の成長に大切な要素となります。
一方の活力剤は大きく分けて2タイプあります。
メデネールやHB-101などに代表される鉄,銅,亜鉛,マンガン,ホウ酸をはじめとする植物が育つために必要な微量要素やビタミン,アミノ酸などが含まれているものと、緑色のアンプルに入った低い濃度の肥料成分を配合したものに分けられますので、使用の際に内容を確認して適したものを選ぶのがいいですね。
前者は肥料との併用でより効果的に観葉植物を元気にさせることができる場合があるでしょう。
モンステラの場合、葉の切り込みがなくハート形のような葉が増えてきたら、栄養不足の可能性があります。
このような場合に活力剤を投与すると早く効果が現れるともいわれますので、覚えておくといいでしょう。
ただし注意すべきなのは、観葉植物が元気がない理由が必ずしも栄養不足によるものではないということです。
水のやりすぎからくる根腐れや水枯れ、また置き場所の日当たりなどが問題なこともありますので、まずは原因を特定してから適切な対応を取れるようにすることが大切ですね。
まとめ
肥料と活力剤とよばれる栄養剤には、含まれる成分に違いがあることがわかりました。
活力剤には、肥料に含まれない要素を含むものと肥料を薄めたものの2タイプありますので、適切な使い方ができるようにしたいものです。
いずれにしても、必要な時期に適切な量を与えることが大切になります。
普段から観察を怠らず、観葉植物の状態を正しく判断できるようにしたいものですね。