モンステラの肥料には緩効性の固体肥料と速効性のある液体肥料があります。
緩効性のものは効き目が緩やかで植え付けの際の元肥としても使用しますが、液体肥料はどのように使うのがいいのでしょう?
その効果やおすすめの商品などについて、ご紹介します。
モンステラの肥料は液体でもいい?
モンステラに肥料をあげるのは、5~9月頃の時期になります。
この時期は気温も湿度もあり、熱帯原産のモンステラの成長も活発になっていますので、栄養をしっかり吸収してくれるでしょう。
逆にこの時期以外は、モンステラの成長が緩やかであるため、肥料は特に必要ないそうです。
休眠時期には肥料をほとんど吸収しないため、肥料焼けで根が傷んでしまい、株全体が弱ってしまうことにもなりかねません。
また肥料はあくまでモンステラの活動がさかんで元気な時に効果がありますので、他の原因で元気がない場合にはむやみに肥料を与えず、その症状にあった適切な対応が必要になるでしょう。
モンステラの肥料の種類ですが、どのように成長させたいかによって固体肥料か液体肥料かを使い分けるようにします。
緩やかに2ヶ月以上のスパンで効かせたい場合や植え替えの時には固形肥料を使いますが、すぐに効果を得たい場合や追肥を行う時には液体肥料が適しています。
『ハイポネックス原液』という液肥が一般的に出回っており、肥料の三大要素であるチッソやカルシウム,そして微量要素を強化し、より早く確かな効果が期待できそうです。
水に薄めて7~10日に1回のペースを基本にして使用するようにします。
アブラムシなどに効果のある殺虫剤入りタイプもありますので、用途に応じて選ぶといいですね。
まとめ
液肥は速効性がありますので、早く効果を実感したい場合にはおすすめです。
植え替えの際に固形肥料を使い、その後様子を見ながら追肥として液体肥料で成長を促進するという使い方もできますね。
ただし、モンステラに元気がない場合、その原因が栄養不足であるとは限りません。
水のやりすぎにより根腐れや日当たりの問題、病気などの可能性もありますので、むやみに肥料を与えるのではなくきちんと原因を確認したり、活力剤で元気を与えるなどの方法を試すのも大切になるでしょう。