モンステラは、2~3年に一度植え替えを行うのが一般的です。

モンステラは成長力旺盛な観葉植物です。

地上部分だけでなく鉢の中が根でいっぱいになると、根詰まりを起こして栄養分や水分を十分に吸収できなくなりますので、一回り大きな鉢に植え替えることが必要になるのですね。

また土をリフレッシュすることで、新しい養分や酸素などが補給することもできます。

鉢の穴から根が飛び出ていたり、鉢の大きさに対して地上部分が大きくなりすぎている場合などが植え替えが必要なサインになるでしょう。

ところで、鉢からモンステラを取り出す際に、傷んだり無駄に伸びてしまった根を見つけることがありますよね。

これらの処理はどのようにするのがいいのでしょうか?

ここでは、モンステラの植え替えの方法の中でも、根の処理『根切り』についてご紹介します。

モンステラの植え替え時の根切り方法は?

モンステラ 植え替え 根 切り

モンステラの植え替えに適した時期は、成長している5~9月頃になります。

これ以外の時期に無理に行うとモンステラに負担がかかってしまいますので、適期を過ぎた場合は次の時期まで待つのが賢明です。

鉢から出したら古い土を崩すようにして取り除き、伸びすぎたり変色している根を切って整えていきましょう

成長が活発な時期には根はすぐに伸びてきますので心配は不要です。

植え替えの際に根切りをする理由ですが、鉢の中で根が十分に伸びる余裕を確保することや、根切りすることで新しい根が活動しやすくなること、また根に刺激を与えて次の根が生えやすくなるなどがあると考えられています。

ただし、あまり短く切り込んでしまうとダメージを受けて逆効果になりますので、もともとある量の半分以上は必ず残すようにするのがいいでしょう。

スポンサードリンク

また、植え替え後は水をたっぷり与えます。

目安としては鉢底から水が流れ出るくらいで、次からは土の表面が乾いたらたっぷり水やりをするというスタンスで忘れないように行うことが大切になります。

置き場所も、当面は直射日光に当たらない明るい半日陰に置いておく方が葉焼けなどの心配がないでしょう。

まとめ

モンステラの植え替えには、根切りが重要な役割を持っていることがわかりました。

根を整理する感覚で傷んだり変色した古い部分をなくすことで、栄養や水分を吸収しやすくなり、根の成長をより促すことができるでしょう。

短く刈りすぎないことや、植え替え後はたっぷりの水を与えることなどに気を付けて、モンステラの成長を楽しんでくださいね。