室内のインテリアやアクセントとして人気が高い観葉植物のモンステラ。
独特な形の葉やや斑紋が入ったタイプがあり贈り物としても喜ばれています。
成長がはやく、観葉植物ながらも比較的寒さに強い性質を持つモンステラですが、育てている過程で根が切れたという症状にあうことがあります。
モンステラの根が切れたということには、何かしらの原因があるはずです。
モンステラの根が切れたのはなぜ?
モンステラの根が切れたなどの異常が発生するのは、モンステラが根腐れをおこしている可能性が高いといえるでしょう。
根腐れは酸素不足が原因でおこります。
酸素不足は、水はけの悪い土壌や水の与え過ぎ、肥料過多による肥料焼けが原因として挙げられます。
植物にとって土の中から根を通して取り込んだ酸素は、葉からの光合成と共に成長に欠かせないエネルギーを作るために必須な要素といえるでしょう。
根が切れた状態や根腐れが長期間に渡り続くと、正常な生育状態が維持できずモンステラが枯れることに繋がります。
根に異常が発生している場合、モンステラにおこるのは次の症状です。
必要な水分や栄養が行き渡らないため、全体的に葉がしおれたり深緑色の葉色が黄色く変色したりします。
また、冬期間室内に置いてあるモンステラの葉が黒ずんできた場合にも、根の異常を疑うべきでしょう。
このような症状をおこさないためには、正しい育て方がベストな対処方法といえます。
モンステラを育てる土壌は、適度な配合がされている観葉植物用の土で十分です。
モンステラを置く場所は、元気良くモンステラを育てるために大切なポイントと心得ましょう。
明るい日差しは必要ですが、直射日光は葉焼けをおこす原因です。
葉が傷むことにより正常な光合成が損なわれるため、根の異常に結びつく結果を招きます。
水やりは簡単にできる反面、やり過ぎるとモンステラの根を傷め切れた状態を招く危険性を含んでいます。
葉水は別として、土が乾いているときに水分を与えることを意識し、受け皿に溜まった水は残さずに捨てることを心掛けましょう。
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まとめ
モンステラは勿論のこと、植物を育てるうえで根が切れたという状態は好まし事ではありません。
元気良くモンステラを成長させるためにも、異常を示すモンステラのサインを見逃さないようにしましょう。