モンステラは、観葉植物の中でも人気があり、切れ込みのある特徴的な葉っぱが魅力的ですよね。
モンステラの気根を伸ばして育てたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、気根が出てこないということもあると思います。
そこで今回は、モンステラの気根が出ない場合の原因や対処方法についてご紹介します。
モンステラの気根が出ない原因や対処方法
植物の根は、土に含まれている水分などを吸収したり、茎や葉に送り、成長させています。
また、モンステラの気根にも、空気を取り入れたり、空気中の水分を吸収したり、余分な水分を排出する役割があります。
そして、モンステラが育ち、茎が太くなったときに大きくなった体を支える役割もあります。
つまり、モンステラが成長して、茎が太くなってくると気根が生えてくるようになります。
しかし、根詰まり、水やりの過不足、日光や肥料が少なすぎるなどの原因で、モンステラの気根が出ないことがあります。
まず、根詰まりを起こしている場合です。
モンステラは成長と共に根が伸びていきますが、鉢植えが小さいために根が詰まってしまうと、根が成長することができません。
もし根詰まりを起こしてしまうと、呼吸ができなくなってしまい、成長することができなくなります。
鉢の底から根が見える状態だと、根詰まりをしていると言えます。
もし、根詰まりをしていた場合は、植え替えをする必要があります。
また、水やりが原因の場合があります。
土が乾いている状態になったら行うのが適当な水やりですが、モンステラの下葉が枯れていたり、全体的にしおれた感じになっている場合は、水をあげすぎている場合があります。
その場合は、モンステラを鉢から出して根を確認します。
根腐れをしている場合もあるので、もし根が腐っている場合は、その部分を切って植え替えると、また成長します。
逆に、土がカラカラの場合は、たっぷりと水を与えるようにします。
特に夏の気温が高い時期は、乾燥しやすいのでたっぷりの水をあげるようにしましょう。
そして、モンステラに十分な日光が当たっていない場合や、栄養が足りていない場合です。
もし、モンステラを暗い場所で育てている場合は、直射日光の当たらない明るい場所に置くようにします。
また、適量の肥料を与えることで、茎が太くなり、気根が伸びてくることがあります。
他にも、寒すぎる場合や、湿度が低い場合にも成長しないことがあります。
そのため、冬場など気温が低く、湿度が低くなる時期には、室内に入れたり、ビニール袋をかぶせたりすることで気根が出てくることがあります。
モンステラは成長するにつれて気根も増えていきます。
元気に育つとどんどん大きくなるので、気根をうまく扱うことでモンステラの大きさをコントロールすることができるのです。
もし、モンステラをコンパクトに育てたいと思っている場合は、生えきた気根をカットします。
もし、大きく育てたい場合は、気根を土に入れて霧吹きで水分を与えるようにしましょう。
土にも十分に水分を与えることで、気根は水分を求めて土の中で伸びていき、モンステラはどんどん大きく育ちます。
まとめ
さて、今回はモンステラの気根が出ない場合の原因や対処方法についてご紹介しました。
モンステラは部屋のインテリアとしても人気なので、これから育てたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
モンステラを元気に育てたい方はもちろん、モンステラの気根を育てて大きくしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。