名前に聞き覚えがなくても、きっと見たことのある人は多いモンステラですが、観葉植物として部屋に置いてある方もいるのではないでしょうか?
緑は部屋に置いてあるだけでも目を癒してくれます。
しかし、植物なので日に当てても良いのか、正直迷ってしまいますね。
一体、どのような管理をしたら良いのでしょうか?
モンステラに直射日光は平気?育て方は?
モンステラはサトイモ科のつる植物一つで、熱帯アメリカに生息しています。
薄暗いジャングルの中で過ごし、直射日光の届かない、明るい場所にいます。
暑さには比較的強いですが、寒さに弱いです。
直射日光に当ててしまうと、葉が焼けて変色を起こしてしまう結果となります。
また、日陰に置くと間延びして貧弱に育ってしまうので、できれば半日陰の状態で育ててあげると良いです。
カーテン越しに、柔らかい日を当ててあげるのが一番ベストな方法です。
明るい室内なら、なお良いでしょう。
春から秋は、室内の明るい日陰、外なら半日陰か明るい場所の日陰が良いです。
冬場は室内の明るい日陰で、外は寒いので、出さない方が良いです。
熱帯に生息している植物なので、高温多湿の場所でも平気です。
育った環境に合わせて、暖かい所に置いてあげて下さい。
今まで日陰に置いていたのに、急に日に当てると葉が黄色くなり、弱ってしまうかもしれません。
その場合は、徐々に日に当てて慣らして下さい。
モンステラに日光を当てる時間は?
直射日光は良くありませんが、だからと言って日陰にずっと置いておくのは問題があります。
ひょろっと茎が細く、間延びした状態を「徒長(とちょう)」と言います。
水や肥料のやり方にも問題がありますが、日光に当てる機会が少なく、太陽を求めて伸びてしまった状態です。
徒長したモンステラは、ひ弱で元気がないようにも見えますね。
細くなってしまった茎は太くはなりませんので、切り取るしか方法はありません。
もし、日陰で育てる場合は、1日4~5時間日に当ててあげると良いです。
それでも難しい場合は1週間に1度でも日に当てて下さい。
茎にも影響は出ますが、葉のツヤも悪くなる原因になります。
まとめ
植物だから何でも日に当てれば成長する、という訳でもありません。
一番はその植物が育った環境に合うように場所づくりをするのが一番なのだと感じました。